安城建築
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社長日記

続、地下室について

2019.03.23

テキサスに暮らす弟が米国のサイトに掲載されている情報を和訳してメールしてくれました。今朝届きました。

Basement Problems and Their Solutions

ベースに関する問題と解決方法

Listed below are the top ten most common basement problems along with proper solutions for them. These problems are:

下記はベースに関する問題点のトップ10とその解決方法です。

 

  • Mold And Mildew – This is probably the most commonly faced issue of them all. Headaches, breathing issues, and allergic reactions can come from mold and mildew. Forty percent of the air you breathe on the first floor of your home is circulated from you basement, so keeping it mold free is important.

カビ(緑カビと白カビ):ベースに関する最も一般的な問題。カビにより、頭痛、呼吸の問題、アレルギーを生じる。1階で吸う空気の40%はベースから循環されるので、ベースをカビのない状態で保つことが重要。

  • Wall Bowing – When cracks go unnoticed, walls can begin to buckle or bow. This is when you will need to get bowed basement wall repair. The usual fix for this is called the wall anchor system.

壁の曲がり:気づかずに亀裂が進むと、壁がゆがんだり、曲がったりする。この場合、ウォールアンカーシステムで修理する必要がある。

  • Sinking Floors – A floor can begin to sink when the soil underneath it begins to erode due to water. This leaves little support for the foundation of the home. To fix this, a professional will have to come out and fix it for you.

床の沈み:土壌が水で浸食されると床が沈み、基礎が機能しなくなることがある。これは専門家による修理が必要になる。

  • Failing Sump Pump – If a sump pump happens to fail, water can get backed up and cause flooding. The best way to prevent this is having a professional provide regular checkups.

排水ポンプの故障:もし排水ポンプが故障した場合、洪水を起こす可能性がある。これを避けるには、専門家による定期点検が良い。

  • Basement Cracks – When soil absorbs a lot of rain water, it begins to expand, putting a lot of pressure on the foundation walls. This creates cracks in the walls of the lower level of a home. These cracks will have to be filled in.

ベースの亀裂:土がたくさんの雨水を吸収した場合、基礎壁に多くの圧力が掛かり、亀裂の原因となる。これらの亀裂は埋める必要がある。

  • Leaks – If the cracks in the walls are not taken care of, this can create basement wall leaks. Water can then enter the basement and cause a bunch of other problems. Like stated above, these need to be filled in.

漏れ:もし壁の亀裂を修理しないと、そこから水漏れが発生する可能性がある。上記同様に、亀裂は埋める必要がある。

  • Flooding – This can be caused a lot of different things such a pipe bursting, backed up drainage, or bad leaks. The water needs to be removed and dried, then the cause needs to be fixed. A wet basement can lead to all kinds of other problems.

洪水:これはパイプの破裂、配管の詰り、酷い漏れなど様々な要因が考えられる。水を除去した後に乾燥させ、原因分析した上での修理が必要になる。湿ったベースでは、色んな問題を引き起こす可能性がある。

  • Nasty Smells – When a basement becomes humid, odors can develop. It is common in many basements and they mainly are caused by mold, rot, or dust mites. To fix this, try to control the humidity in your basement.

酷いにおい:湿気によるカビ、腐敗、ほこり、ダニが、酷いにおいの要因になる。この対策としては、ベースの湿度を管理・調整する必要あり。

  • Terrible Appearance – Water can destroy a finished or unfinished basement all the same. The floors can get really ugly, walls can chip and crack, and can plug plumbing by bringing in iron from the soil. By sealing any entry points, this can prevent this problem.

きたない(ひどい)外観:水により床がきたなくなったり、壁が欠けたり割れたり、ベースを大きく破壊する可能性がある。また土壌から鉄分を取り込むことで、配管を詰まらせる可能性もある。これはシーリングをしっかりと初期段階で行うことで、防ぐことができる。

  • Humidity – If water is not causing any problems, humidity can. When it condenses, mold and rot can grow, creating an unfit environment for people. If humidity can be controlled, this can prevent those issues.

湿気:湿気が溜まると、カビや腐敗が増殖し、人間にとって不快な環境を作り出す可能性がある。これを防ぐためには、湿気を管理・調整する必要がある。

 

※下記は実際に地下室付きの家に暮らす弟のコメントです。

様々な問題点がある為、地下室は米国でも年々減少傾向の様です。

特に湿気が酷い日本の環境と後々のメンテナンスの難しさを考えると、あまりお勧めできないですね。参考までに。

地下室の居室利用に関して

2019.03.22

弊社が輸入住宅を手掛け始めた頃、米国では地下室を利用するケースが多い様でしたが、現在はそうでも無さそうです。テキサスに暮らす私の弟を通じて会社の米国人の人々に地下室の利用状況を聞いてみた処、地下室を部屋として使用している人は5%程度と極めて少ないことが分かりました。

一軒屋に暮らす弟の家のケースですが、地下室が部屋として仕上げられていたものの、あくまでも卓球台、エアーホッケー等のプレールームのみの使用に限っていたそうです。時折どこから虫が入って来てとても困っていたそうです(地面に近い為虫も僅かな隙間からでも入り易いと思われます)又、弟曰く地下室では、湿気対策として24時間空調を付けっぱなしで除湿し続けないと厳しいとのことでした。やはり、湿気が一番問題で、地下室を書斎(本は一番湿気に弱い)にするケースは聞いたことが無いとのことでした。

通常ベランダ等に施工するFRP防水も保障期間は10年です(半永久的な防水材はありません)。ベランダなら10年後にその上から再施工出来ますが、土の中の基礎の外周部を再施工することは不可能と言えます。万が一漏水した場合は内装を全て剥がして内側からしか止水するしかありません。しかし、内側から防水を施工しても基礎内部には、水が浸透し基礎の鉄筋を錆び付かせることは阻止出来ません。

以上の理由から米国でも地下室の利用は減少し続けていると思われます。正直私もお客さまから地下室の希望があったとしても、後々お客様が困ることが分かっていることは丁重にお断りすることでしょう。

下記サイトでも地下室の問題点が掲載されています。

The 10 Most Common Basement Problems

To Non-Japanese speaking customers / 外国人のお客様へ

2019.03.07

Interested in building your house with us?

We’d  be glad to explain the details and answer your questions in English.
Please do not hesitate to contact us.

Home Adviser: Yukihiro Kamiya, Tomomi Hotta

Email to :info@1anken.com           or visit our show house directly.

  

Anjo Kenchiku Co., Ltd.
48-2 Kitaawara-shimo, Sakurai-cho, Anjo-shi, Aichi 4441154

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外国人のお客様へ。
安城建築の家に興味のあるお客様には、英語でのご説明も行っております。

お気軽にお問い合わせください。

ハウスアドバイザー:神谷・堀田

info@1anken.com にメールをお送りいただくか、直接ショーハウスへお越しください。

カラーリングで激的に変わる!!

2019.03.03

日本の住宅の外壁の流れとしては、如何に塗り替えをしないで済むかを提唱している。それは支出を考えれば正しいが、家の魅力を新築以上に出来るとしたら如何でしょうか。

その参考例として下記左側が新築時のカラーリングで右側が塗り替えをした際のカラーリングです。色の好みもあるので一概には言えませんが、激的に変わったのは一目瞭然です。例えるなら以前にもご紹介した500系新幹線のノーマルカラーリングとエヴァンゲリオンカラーリングの違いと同様のことです。

この建物もデザインそのものは全く同じですが、新築時と塗り替え後では別物となっています。個人的には新築時以上の魅力を感じますが如何でしょうか。

建物の基本的なデザインが普遍的であれば、その家が親から子へそして孫へ受け継がれて行くことでしょう。そして暮らす人の好みによってカラーリングをすることで更に愛着も増してくるのではないでしょうか。

最新の全館空調

2019.03.02

以前にも少しお伝えしましたが、全館空調はフィルターがとても重要です。何故なら建築時に先行配管(壁や天井の中にダクトを入れる)工事をするので、フィルターの性能によりダクト内の汚れ方が全く異なる為です。

私の家は旧型の全館空調の為、定期的にフィルターを掃除しているものの結構なほこりがダクト内部に付着しております。

  

↑ 元のダクトは黒色。白く映っているのは全て埃です。

 

最新の全館空調システムの場合、フィルターに電磁除去装置がありますので、網目のフィルターの全館空調とはダクト内の汚れ方が全く異なります。私の家も出来ることならば、この電磁フィルターの全館空調に入れ替えたいと思っております。下記は電磁フィルターの実験装置です。実際には同様の仕組みのものでもっと大きいものが設置されています。

アズビル きくばり

http://www.kikubari.com/

 

 

大手メーカーの営業マンのアドバイス

2019.02.23

家づくりをされるお客さまの多くは住宅展示場を見学されます。当然営業マンの方から様々なことを言われますが、正しい情報もあればそうでない情報もあります。

お客様から時々あるご質問は、住宅メーカーの営業マンから『工務店はいつ潰れるか分かりませんし、そうなるとメンテナンス等心配になりますよ』と言われました。という類のお話があります。

それに関してはある意味正しいと言えます。以前、弊社に来られていたお客様で、その後ご縁が切れてしまったかと思った頃、再度来場されたのです。お話を伺うと金額面で妥協し他社で契約しましたが途中で倒産してしまったとのことでした。しかも既に前金で多額の支払いを済まされていました。時既に遅しです。

家づくりに成功される方の共通点は、本当に勉強熱心です。そして安易に無料設計をすることや、見せ掛けの金額だけで無く、造り手や目に見えない隠れてしまう部分まで研究されています。そして、必ず会社の経営状況を確認しています。

会社の内容は数千円で調査できますし、知人友人に金融関係の方が居ましたらその方に聞けば簡単に調査してくれます。

特に無料設計の(契約を急がせる・支払いを急がせる)会社はご注意ください。

22年前の約束。

2019.02.14

先日モデルハウスが完成した年に(22年前)建築させて頂いたお客様がふらっとモデルハウスに立ち寄られました。

私もすっかり忘れていましたが、お客さま曰く『以前、20年後にまた来ますと約束しましたので来ました』と。

その当時小学生の息子さんも既に33歳。お孫さんも生まれたそうです。その息子さんが『俺、家を出てから色んな所で暮らしたけどやっぱりこの家が一番だからこの家に暮らしたい』と。

そう息子さんから言われ、ご両親は母屋部分に平屋の小さな家を造りたいというご相談でした。

嬉しかったのは、22年間暮らして頂いて、本当に満足していますとお話して頂いたこと。世代を渡って愛着を持ってこの家に暮らしたいと思ってくれたこと。

弊社を応援し、高く評価して頂いている戸谷英世先生の夢である『日本の住宅を資産価値の持続する家にすること』がひとつ実現しました。

無料設計の甘い罠

2019.02.10

以前米国のデザイナーに日本の住宅業界では無料設計をする住宅会社が多いという事を伝えた処、『日本の消費者は不信に思わないのか?』とても驚いていました。日本にも昔からのことわざで『タダより高いものは無い』と言われますがそれは正しいと言えます。英語ではThere’s no such thing as a free lunch.

何故タダなのか?それは返報性の法則(無料でしてもらうと断りずらくなる)と親近感(図面の打ち合わせ等で何度も接触を図ることにより親近感抱いてしまう)を抱いてしまう為の心理操作の為だと言えます。

又、某大手メーカーの設計をされていた知人の設計士から聞いた話ですが、無料設計の打率は1割だと聞きました。9割はボツ。もしあなたがそのデザイナーだったとしたら・・・本当に親身になって図面を描けるでしょうか。

私もこの業界に30年程携わっていますが、能力のあるデザイナーが無料で設計しているという話は一度も聞いたことがありません。やはり無料の図面を見ると無料なことが解ります。

とかく輸入住宅の最大の魅力は外観デザインと言えます。海外のデザイン様式を熟知されて要るか否かでお施主さんの満足度の持続性は大幅に変わってしまうことは間違いありません。一番残念なのは、良かれと思ったデザインがナンチャッテであることが分かってしまった時です。その時、大きな劣等感に苛まれてしまうことになる・・・それだけは避けて欲しいと切に願うばかりです。

↑  一棟の設計にこれだけのエネルギーを注ぎます。

さだまさしの詩づくり

2019.01.30

書棚の整理中、さだまさしの詩づくりについての想いが綴られているページに目が止まりました。下記がそうです。

 

日常生活の中でふと忘れそうになった大切な思い出、或いはささやかな悩み苦しみ、希望や夢。また感動した出来事をそっとメロディーに乗せて新種の花にする。きれい事だけで済むような表面上の美しさだけでは駄目だし、赤裸々にどんなに汚いことでも、全てを述べれば良いような簡単なことでもいけない。歌は凛と咲いていなければならない。それを気に入った誰かが自分の庭に植える。或いは風媒花のように勝手に誰かの所へ飛んで根付くこともある。そして僕の花はその人の心の庭先で違う花に変わる。歌、とはそういうものだと思っている。

 百人いれば百人の色があるように、その花は百通りの形に変わるだろう。つまり僕の物語はその瞬間にその人の物語になる。僕は自分の心を耕し、自分の音楽の種を蒔き、やがて時々咲く、歌という「こころ」の花を誰かの「こころ」に届ける仕事をしているのだ。そんな風に生きられたらいい、と思う。

 そして幸せだ、と思うのはそんな誰かの庭先に咲く僕の花に出会うときだろう。どんな苦労さえも報われる気がするだろう。

 心のある花を歌いたい、と思う。

さだまさしの世界「ストーリーズ」より引用

これを読んで以前、弊社デザイナーの手塚さんが言われたことを想い出しました。

全国から視察が絶えなかった海外の街並みを再現した横浜のマークスプリングスの設計に携わって一番思い出深かったことは何ですか?という私の質問に

(手塚氏)『駆け落ち同然で一緒になり、このマークに越して来た夫婦の為に、マークに暮らす人々が街の広場で披露宴パーティーをしてくれたことです』

(手塚氏)『私の仕事は、街や家を設計することですが、私の手を離れてからのことがとても気になります』と。

 

さだまさしも手塚氏も想いの中心に『愛』を感じます。

床下断熱材

2019.01.28

昨今多くの住宅が断熱性能を上げる為、壁面及び天井に吹付け断熱材を施工するケースが増えて来ました。しかしながら床下だけはスタイロフォーム等の断熱材を床根太(床を支える部分)にはめ込んでいく施工方法が主流です。

現在超高性能のスタイロフォームもありますが、一番問題なのは、スタイロフォームと床根太との隙間です。いくら性能の良い断熱材でも隙間が生じれば、カタログの数値には至らず、机上論でしかありません。

残念ながらスタイロフォームではいくら職人さんが手間隙掛けても多少の隙間が必ず生じます。その隙間はコーキング等で埋めますが、スタイロフォームの厚さ分充分に充填することは施工上無理と言えます。

上記問題点を解決するには、床下からのウレタン吹き付けしかありません。しかしながら、狭い床下からの施工はとてもとても大変です。私も時々潜りますので分かりますが、潜るだけでも大変にも関わらず、長く重たいホースを引き摺りながらの施工はとても困難を極めます。真夏の暑い中、原発の作業員の様な作業服で床下に潜る職人さんには本当に頭が下がります。

床下に硬質ウレタンを施工することにより、断熱性能は間違いなく向上しますし、完全な6面体構造になることで構造上も間違いなく強くなります。

時折、職人さん達からも安建はオーバースペックだと言われますが、机上の数値以上に見えない部分にこだわってしまうのも私の性分なので仕方ありませんね。


難燃性の硬質ウレタン施工の床下(隙間が生じない)


スタイロフォーム施工の床下(一般的な床下の断熱施工方法)

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