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安城建築
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社長日記

職人の粋

2019.07.22

  

写真は先日見学会を開催したT様邸。右側の写真は左の装飾柱をズームした部分。塗装前の施工工程でしか解らない部分だが、この部分を見た瞬間、職人の直向さと粋と正直さが伝わって来ました。

柱の根元部分の角が斜めの為、それに合わせて巾木(ベースボード)をカットするとどうしても凹みのある巾木の中央に隙間が生じてしまう。その部分に手づくりで加工した極小さな埋木を差し込んだ巧みの技である。

誰も気付いてもらえない部分にも関わらず・・・おそらくこの部分に気付いたのは私と塗装職人だけだろう。

家には造り手である職人さんの気が篭ると言うが、この家にはいい気が篭ったに違いない。

住宅から保育園へのリノベーション(改装)工事

2019.07.22

現在、安城市内で鉄骨3階建ての建物から保育園へのリノベーション工事を施工しています。現場管理者の小鹿は元々官公庁工事(小中学校・保育園・高層県営住宅の現場管理をしておりましたのでこの手の工事は得意中の得意です)

今回のリノベーションは構造体のみ残しての大規模リノベーション工事で、断熱+遮熱等の居住性の大幅向上と外観デザインは劇的に魅力を増すことになりそうです。

工事前写真:

当初この外観はどうしようも無いと諦めておりましたが、出来上がった外観デザインを見た瞬間、正直唸りました。凄いと・・・いい意味でその期待を大きく裏切られることとなりました(笑)

完成予想図:

子供の感性は大人を遥かに超えるものがあり、直感的に美しいか否かを見極める本能を持っております。何故か大人になるにつれてその能力が薄らいで行くのではと感じております。よって、弊社の職人達も施工中の現場の前を通る子供達の反応が非常に気になる様です。

この建物も築37年目のリノベーションにより、その資産価値が飛躍的に向上することでしょう。

断熱性能に優れた家が真夏に快適ではない理由

2019.07.20

超高気密高断熱の性能を持つ家が夏の暑さが厳しいこの愛知の地域では通用しない。何故なら超高気密高断熱の考え方は寒冷地で考えられたもので、夏の厳しい日射を考慮してはいない。

先日、北海道出身の建材商社マンと話をしたが、北海道では『遮熱』という考え方は存在しないと言う。夏の暑さ対策を考える必要性が無いから当然である。

一般的に快適な家=高性能な極厚の断熱材が施されている家という認識がありますが、極厚の断熱材は高性能な保温材であり、一旦外部から熱が伝導し断熱材に蓄えられてしまうと室内に熱を放熱し続けてしまう。これを熱の篭り現象といい、日没後にも関わらず屋外より室内の方が暑くなってしまうのです。

その熱の篭り現象を無くすには、断熱材の外側に遮熱材(これも高性能なものから殆ど名ばかりで性能の低いものもある)を施すことにより、熱そのものを反射します。それにより、断熱材への蓄熱はほぼゼロにすることが可能です。

この技術は米国では既に多くの住宅に採用されていますが日本で採用している実例は極僅かで、住宅メーカーでは皆無です。その理由は、家の性能計算をする際に遮熱という概念が無い為、数値に表せず、結果、カタログ上のスペックによる競争優位性にはならない為、優れたものと解っていても採用されないのです。

弊社にて施工中のお客様で、現在、他社施工のツーバイフォー工法の家(遮熱が施されていない)の隣に弊社施工の家が間もなく完成します。施工中なので空調も可動していないにも関わらず、お客様曰く、家に入った瞬間、その違いが歴然ですと言われました。お客様同様、施工している職人さんの多くからも異口同音の感想を聞いております。

※弊社施工の遮熱工法は特許工法です。

http://www.wingate.co.jp/

http://www.ai-home.co.jp/pdf/commemorative_award.pdf

 

住宅営業マンさんに感謝

2019.07.13

今週末の稲沢の見学会のお客様、本日ご訪問した築5年の幸田町のお客様、両お客様に共通する事は、他社の住宅営業マンさんからの助言が弊社に来られた切っ掛けだったそうです。

稲沢のお客様は、名古屋の某輸入住宅の会社に行かれた際、本物のクイーンアンを建てたいとお伝えした処、『だったら安城建築さんに行かれた方がいいですよ』と言われたそうです。

そして幸田町のお客様は、当初弊社で建てたいと希望していましたが、住宅メーカーより高いに違いないと思い込み、総合住宅展示場に行かれたそうです。某ハウスメーカーの展示場に入り営業マンさんに安城建築の様な家を建てたいとお伝えすると、『もし私が住宅営業マンでなければ安城建築で建てたかった。この様な家で安城建築さん以上はありません』と言われたそうです。

 

23年前、モデルハウスが完成した時、何が一番嬉しかったかと思い起こすと、建築のプロからの賞賛が何よりも嬉しかったことを思い出しました。

そして弊社をお勧めしてくれた両営業マンさんに自身には全く徳にならないにも関わらず、弊社をお勧めして頂いたことに心より感謝申し上げます。

 

『資産価値の持続する家、資産価値が無くなる家』どちらを選びますか?

2019.06.21

添付の資料は、日米の住宅投資に対する資産価値のグラフです。

米国では資産価値が投資金額と比例、若しくはそれを上回っています。一方日本では投資金額の半分以下しか資産価値がありません。これは先進国の中でも唯一日本だけの様です。

経済学者や住宅評論家はその理由をメンテナンスの有無と言うが、それは全くの見当違いです。充分に住むことが出来ても消費者がその家に暮らしたいとか借りたいという思いになれないことが一番の理由と言えます。

以前日記で紹介した神戸のスタバの洋館が証明している様に、デザインが流行に左右されず不変的で美しいもの(歴史の中で吟味されたデザイン様式)ならば、100年経ても老若男女問わず、心引かれます。

更に例をあげますと、ディズニーランドのアトラクションには、ヒストリーをテーマとしたものと、フューチャーをテーマとしたアトラクションがあります。お客さんのリピート率を計測すると圧倒的ににヒストリーをテーマとしたアトラクションの方がリピート率が高いのです。その法則をノスタルジー不変の法則と言います。

米国の住宅は上記のことをベースとしてデザインされている為、築100年経た建物でも高価にて売買されております。その結果がこのグラフそのものです。

社内研修(太陽の塔)

2019.04.20

昨今予約制で太陽の塔の内部を見学することが出来る様になり、社内研修に行って来ました。私自身も2歳の頃、大阪万博に来たそうですが、全く記憶に無く、動く歩道で抱っこされている写真がアルバムに残っています。

事前に建設当時のエピソードを本で読んでから行きましたので、実物の臨場感は写真からの想像を遥かに超えていました。大阪府民にとってこれはもう奈良の大仏同様の存在だと思います。

フテブテシイあの顔と圧倒的な存在感。エキスポ70のテーマ『人類の進歩と調和』を真っ向から逆説を唱える岡本太郎。この危険人物太郎を絶対に失敗の許されない一大イベントに太郎を推薦した人達も凄いです。

内部は気の遠くなる作業により耐震補強が施されています。腕の部分の鉄骨で複雑に組み合わされた構造の美はとても50年前の構造物とは思えません。展示物の多くがリメークされていますが、ゴリラだけは49年まえのままの姿で、頭が無く、足も裂けており年月の長さを感じずには居られません。そのゴリラを見てふと思ったのは、自分の体への感謝の思いでした。

突出した芸術性、そのスケール大きさは勿論ですが、太郎の哲学、生き様が多くの人々を今も勇気付けていることは間違い有りません。

   

次世代に向けて

2019.03.28

長男は現在、工事部長の下、現場監督をしながら一級建築士を目指し、資格学校に通っています。一級のクラスの中では一番若いらしく、製図の先生には可愛がってもらっているとのことです。本人曰く、今思えば頑張って取った二級建築士が如何に簡単だったことを思い知ったと。

大学生の次男は、帰郷する度に膨大な制作課題持ち帰って来ます。これだけの課題を制作するのに一体どれだけの時間を要しているのだろうかと感心する。睡眠時間が平均3時間と言っていたが、それも頷ける。弱音を吐いていないことからして建築が本当に好きなのだろう。

以前あるお客さまから、後継者が居ることが不可欠とお話されたことがありました。弊社も次世代への継承の準備を整えつつあります。

社内研修

2019.03.26

今回、弊社スタッフが米国へ視察に行き多くを学んで来ました。(私は留守番)

特にハウスアドバイザーの神谷、堀田も得意とする英語を生かし何倍も新しい知識を吸収し成長したと思います。

現在では、インスタ等でいくらでもネットで見ることは出来ますが、やはり現物を直接見て触れて五感で体感することは、得るものが違うと思います。

輸入住宅の権威者である戸谷英世先生が、常々米国の住宅産業は世界一だと言われ、かつての自動車産業同様、米国から謙虚に学ぶことこそが、日本の住宅が資産として形成され、結果的に国民も豊かになると説いている為であり、弊社も戸谷先生からその使命を託されているからです。

私もこれまで幾度か北米を視察していますが、やはり隣接しているカナダの住宅と比べても米国の住宅は世界の先端を行き圧倒的に洗練されていると感じます。

ウレタン断熱+遮熱工法(特許工法・東久邇宮文化褒賞受賞)vs一般的なウレタン工法

2019.03.25

高性能断熱材として最近ウレタン断熱を使用する住宅が増えてきました。

以前、私も間違った認識をしていたのが、このウレタン断熱材を厚く施工すれば断熱性能が上昇する。と信じていました。皆様もそう思っていませんか?

 

断熱材はいくら性能が高くても時間の経過と共に熱は断熱材の中を伝わって行きます。高性能の断熱材は熱が伝わらないのでは無く、熱の伝わりが遅いと言うことなのです。高性能な断熱材の弱点として、一旦断熱材の中に入った熱が冷めにくいという現象が起こります。高性能な断熱材は高性能な保温材と同じなのです。

 

弊社の事務所も次世代フロンを使用した断熱材(遮熱材無)を使用している為、真夏でも午前中迄位はエアコン無しでも過ごせてしまいます。しかし、午後を過ぎた頃から断熱材の中を越境して来た熱が室内に伝わってくるともうたまらなく暑くなります。これが断熱材の中の熱の篭り現象です。

 

上記の現象は高性能な遮熱材(この材料もピンキリ)を外壁内側に施工することでほぼ解消されます。

 

下記は遮熱の大切さが分かる実験の写真です。 

左:ウレタン断熱+遮熱 右:一般的なウレタン断熱

 

安城建築は愛知県内でこのウレタン遮熱工法(特許工法)(東久邇宮文化褒賞受賞)を採用しております。

 

 

 

 

続、地下室について

2019.03.23

テキサスに暮らす弟が米国のサイトに掲載されている情報を和訳してメールしてくれました。今朝届きました。

Basement Problems and Their Solutions

ベースに関する問題と解決方法

Listed below are the top ten most common basement problems along with proper solutions for them. These problems are:

下記はベースに関する問題点のトップ10とその解決方法です。

 

  • Mold And Mildew – This is probably the most commonly faced issue of them all. Headaches, breathing issues, and allergic reactions can come from mold and mildew. Forty percent of the air you breathe on the first floor of your home is circulated from you basement, so keeping it mold free is important.

カビ(緑カビと白カビ):ベースに関する最も一般的な問題。カビにより、頭痛、呼吸の問題、アレルギーを生じる。1階で吸う空気の40%はベースから循環されるので、ベースをカビのない状態で保つことが重要。

  • Wall Bowing – When cracks go unnoticed, walls can begin to buckle or bow. This is when you will need to get bowed basement wall repair. The usual fix for this is called the wall anchor system.

壁の曲がり:気づかずに亀裂が進むと、壁がゆがんだり、曲がったりする。この場合、ウォールアンカーシステムで修理する必要がある。

  • Sinking Floors – A floor can begin to sink when the soil underneath it begins to erode due to water. This leaves little support for the foundation of the home. To fix this, a professional will have to come out and fix it for you.

床の沈み:土壌が水で浸食されると床が沈み、基礎が機能しなくなることがある。これは専門家による修理が必要になる。

  • Failing Sump Pump – If a sump pump happens to fail, water can get backed up and cause flooding. The best way to prevent this is having a professional provide regular checkups.

排水ポンプの故障:もし排水ポンプが故障した場合、洪水を起こす可能性がある。これを避けるには、専門家による定期点検が良い。

  • Basement Cracks – When soil absorbs a lot of rain water, it begins to expand, putting a lot of pressure on the foundation walls. This creates cracks in the walls of the lower level of a home. These cracks will have to be filled in.

ベースの亀裂:土がたくさんの雨水を吸収した場合、基礎壁に多くの圧力が掛かり、亀裂の原因となる。これらの亀裂は埋める必要がある。

  • Leaks – If the cracks in the walls are not taken care of, this can create basement wall leaks. Water can then enter the basement and cause a bunch of other problems. Like stated above, these need to be filled in.

漏れ:もし壁の亀裂を修理しないと、そこから水漏れが発生する可能性がある。上記同様に、亀裂は埋める必要がある。

  • Flooding – This can be caused a lot of different things such a pipe bursting, backed up drainage, or bad leaks. The water needs to be removed and dried, then the cause needs to be fixed. A wet basement can lead to all kinds of other problems.

洪水:これはパイプの破裂、配管の詰り、酷い漏れなど様々な要因が考えられる。水を除去した後に乾燥させ、原因分析した上での修理が必要になる。湿ったベースでは、色んな問題を引き起こす可能性がある。

  • Nasty Smells – When a basement becomes humid, odors can develop. It is common in many basements and they mainly are caused by mold, rot, or dust mites. To fix this, try to control the humidity in your basement.

酷いにおい:湿気によるカビ、腐敗、ほこり、ダニが、酷いにおいの要因になる。この対策としては、ベースの湿度を管理・調整する必要あり。

  • Terrible Appearance – Water can destroy a finished or unfinished basement all the same. The floors can get really ugly, walls can chip and crack, and can plug plumbing by bringing in iron from the soil. By sealing any entry points, this can prevent this problem.

きたない(ひどい)外観:水により床がきたなくなったり、壁が欠けたり割れたり、ベースを大きく破壊する可能性がある。また土壌から鉄分を取り込むことで、配管を詰まらせる可能性もある。これはシーリングをしっかりと初期段階で行うことで、防ぐことができる。

  • Humidity – If water is not causing any problems, humidity can. When it condenses, mold and rot can grow, creating an unfit environment for people. If humidity can be controlled, this can prevent those issues.

湿気:湿気が溜まると、カビや腐敗が増殖し、人間にとって不快な環境を作り出す可能性がある。これを防ぐためには、湿気を管理・調整する必要がある。

 

※下記は実際に地下室付きの家に暮らす弟のコメントです。

様々な問題点がある為、地下室は米国でも年々減少傾向の様です。

特に湿気が酷い日本の環境と後々のメンテナンスの難しさを考えると、あまりお勧めできないですね。参考までに。

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