タイトルは、昨日弊社にお越しになったお客様が言われた言葉です。以前も岡崎市で施工させて頂いたA様も弊社を選ばれた理由の中に『社歴と後継者の存在がありました』と言われました。

『大手住宅メーカーに比べ、リーズナブルでいい住宅を造ってくれそう。しかし、後々までしっかりとアフターもしてくれるかが心配』その様な心配が根底にあると思います。

残念ながら、とかく輸入住宅の分野では開業してわずか10年すら経たなく消え、細胞分裂の様に再度会社を起すことが繰り返されています。中には途中で社名を変えたりする会社もありますが、経営的に何らかの問題があるがゆえの事情だと察します。

経営的に不安定な会社に輸入住宅を施工させるということは、経営の不安定な平行輸入車屋で車を買うことと同じだということです。一旦会社が倒産又は廃業した場合、その時点で依頼した会社によるアフター責任はなくなってしまいます。当然のことですが、その会社の下請けとして施工していた会社(丸投げ先)も同様、法的にその責任を一切は問うことはできないのです。

時折、他社で施工された方から、『施工会社が無くなってしまい・・・』とメンテに困り果てた方からのSOSのご依頼があり、ご相談を承っています。微力ながら輸入住宅の業界イメージ改善の一環としてお役に立てればと考えております。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充