子供たちと共に地元の一級河川である矢作川ではじめてイカダ下りを体験した。足腰は筋肉痛となったが、貴重な体験をさせて頂いた。

印象深かったことは、日頃公園で遊んでいるときと、今回のイカダ下りのときとで子供たちの表情が全く違っていたこと。考えてみれば、私の小さい頃は、子供なりの「プチ冒険」があったと思う。現代では野原が公園に整備され、遊具まで与えられ、これなら安全だからと言われても、子供にとっては想像力も必要無く何といってもワクワク感がないと思う。

映画のストーリーの多くは、何処にでも居る普通の少年が冒険に出発し、試練を乗り越えて勇ましくなって帰還する。こんなストーリーに誰もが引き込まれる。たいそうな冒険で無くてもプチ冒険でも体験していくことで子供たちも生きる力を育めるのではと思う。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充