モデルハウスにご来場される方とのお話しの中で、皆さん共通の悩みとして、「正しい情報を得るにはどうしたらいいのかが解らない。」と言われる。

以前この日記でもご紹介したかと思うが、弊社で建てられた岡崎市のA様が「建築業界ほど不透明で解らない業界はありませんね」と仰っていが、確かにその通りだと思う。

住宅雑誌のクライアントは読者では無く、広告を掲載してくれるスポンサー会社であり、エンドユーザーにとって有益な情報でもスポンサーの会社にとって不利益な情報は掲載されることはない。

ハウジングセンターでは、一億円以上のモデルハウスを見せられ、実際に手に入れる家は三分の一から四分の一程度のご予算の方がほとんどであり、家づくりは夢の削り落としにより進められていく。

私は皆さんには、気に入った業者のお客さんが実際に建てた家を見せてもらうことが『楽しく、満足度が高い家づくり』に導く一歩だとお伝えしている。例えば、完成現場見学会に参加すれば、家づくり進行中のお客さんや実際に暮らしているOBのお客さんともお話しをするチャンスもある。

『お客さんが実際に建てた家を見る』・『建てたお客さんに聞く』これ以上の真実はないと私は思う。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充