私のメンターとの会話の中で、こんなことを教えて頂いた。

テレビドラマのロケ地を設定するにあたり、ドラマの内容が冷たくギスギスした内容の場合は、シンプルモダン系のロケ地を選択し、何となく暖かな内容の場合は、クラシック系のロケ地を選択するらしい。

確かに、米国の映画を観ていても、主人公が超モダンなオフィスビルにガラス張りのエレベーターに乗り込むシーンから始まる映画と、見るからにクラシックなビルで階数表示が針の様なエレベーターに乗り込むシーンから始まる映画とでは、何となくその後の展開が分かる気がする。

家づくりの判断基準は十人十色だが、最終的に行き着く部分は皆さん同じだと思う。判断に遠回りはするものの、最終的な目的は、「新しい家で温かい家庭を築きたい」ということだろう。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充