私は安城建築の代表の責務として会社を永久持続させていくことが使命だと思っております。それは、私自身のためでもあり、会社に携わっているひとたちのためでもあり、勿論お客様のためでもあります。

今まで永久持続できた理由を考えると、『全てのお客様と正直に仕事をしてきたこと』だと思います。創業から現在に至るまで、そして今後もその考えは変わることはありません。

長年の間には業者の立場として、どうしても仕事を欲しい時には、価格を大幅に下げてでも受注したいと思うこともあったと思います。しかし、それはしませんでした。それは結果的にお客様を差別することになるからです。短期的にはそれでもいいでしょう。しかし、会社を永久持続しようと考えるとそれは間違っています。

そして、現在の様に極めて特徴的な建物は大幅な付加価値を設定することも可能だと思いますが、それは上記同様、会社を永久持続していくことに反します。

勿論企業ですから儲けることは重要です。しかし、私の最終目的は金儲けではありません。会社を永久持続することです。それは、全てのお客様にフェアであることと考えております。

安城建築にご関心を持って頂いた方には、是非、弊社の家に暮らしているお客様の多くと直接お話しして頂きたいと思います。何故ならそこに真実があるからです。(見学会にお越しになれば多くのOBのお客様がご来場されていますので、我々抜きで直接お話ししていただくことができます)

ありがたいことに先代からは無借金経営のままバトンタッチされました。そして、現在会社所有の休遊地を定期借地事業として運営しております。これらも上記同様、全てのお客様と正直な仕事をするためです。

『安定経営』=『全てのお客様と正直な仕事ができる』=『お客様の輪が広がっていく』=『永久持続』そう考えています。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充