今回、北米(カナダ・米国)の幾つかのホームビルダーへ訪問し、学び且つ積極的に意見交換をして参りました。

日本一、世界の住宅を視察されている戸谷先生の仰る通り、米国の住宅レベルの高さは世界最先端ということに頷きます。参加者異口同音に世界一だと感じました。

カナダ、米国同様、都心部の住宅価格は高騰し、連棟スタイルのタウンハウスでさえ新築価格7000万程度、極普通の中古一戸建てにおいても億は下らない価格となりもはや一戸建ては通常のサラリーマンの場合、年収の20倍というとんでもない価格となっております。しかしながら、IT系及びチャイナマネーは力強く全額キャッシュで購入するケースも多いそうです。それに比べるとまだ日本はまだ実現可能だと言えます。

今回の視察では、弊社が造り上げた作品の数々を初めてデザイナーの手塚氏がアイパッドで訪問先のスタッフ及びインテリアコーディネーターに見てもらいました。これまでお手本とさせてもらってきた現地のプロフェッショナルの方々の多くが完成度の高さに非常に驚いてくれたことはとても嬉しく誇らしく感じました。

追伸、今回はスケジュール上、会いに行くことはできませんでしたが、現在私の弟家族がケンタッキーに暮らし、全米を仕事で飛びまわっています。三人の子供が居ますので、そのうちの独りでも米国の建築学科に行って次世代の安城建築の強力なチームメンバーになってくれないものかと密かに期待しております。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充