書類の整理をしていた処、8年前に完成した常滑市のK邸の着工前のパースと完成後の写真を印刷した資料が出て来ました。予想されていたものと全く同じ,寧ろそれ以上の完成度と言えます。

ここまでの完成度を追求する場合、細部の造り込みが必要不可欠で、玄関の屋根や小さな庇まで緻密に描き、それを施工図にし、時間と手間を掛けて造り上げられています。言うなれば、舞台裏の仕事が極めて重要です。

この建物は我が国における輸入住宅の権威者、戸谷英世先生が団長を担っての工務店向けツアーでも見学ルートに盛り込まれ、全国の工務店から高い評価を頂きました。尚、弊社のデザインを担当して頂いている手塚氏は非常に辛口な戸谷英世先生が国内で最も優れた西洋建築デザイナーと賞しています。