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安城建築
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社長日記

月別アーカイブ:2009年6月

家づくりに迷われている方へ

2009.06.28

最近弊社のモデルハウスに訪れる方に、大手メーカー各社から囲い込まれたユーザー
の方が多い。住宅営業マンは会社の営業方針により、特別価格の期間を極めて短期間
に絞り、それにより多くのユーザーを契約に持ち込もうとする。

「今、契約しないと損をしてしまう」というマーケッティング心理を上手く活用し、
ユーザーに考えさせる時間を持たせない。それに煽られて焦っているユーザーが極め
て多い。

しかし残念ながら、今月限りの特別キャンペーンは、来月も続くのである。

あるユーザーはキャンペーンで300万値引きしてくれ、他社と競合させ更に150万の値
引きとなって契約するか否かを悩んでいるという。

合計450万の値引きを考えると、当初の見積り金額は、言葉は悪いがボッタくり価格
だとしか思えない。この様な騙し合いの駆け引きの中で良好な関係でのいい家づくり
が可能だとは思えない。

同様の事例で、業者の中には競合する相手が居なければ高く売り、競合する相手が居
れば安くするという業者もある。お客さんにより差別をすることは結果的に評判を落
とすことに繋がっていくと思う。特にファンが多くなり、OBのお客様同士のコミュニ
ティが形成された場合、特にそれを強く感じる。お客様を差別することは、短期的な
売り上げには繋がるが、長期に渡り安定経営をし続けることを考えると恐ろしくて私
にはできない。

話が少々それたが、いくら値引いてくれるのか?という判断基準だけで家づくりをす
ると後悔する確率が極めて高くなると思う。上記のユーザーの共通項は明確にどんな
家に暮らしたいのか?どんな暮らし方がしたいのか?ということが明確ではない様に
感じる。
一生に一度と言われる家づくり。今一度、立ち止まり、再度じっくり家づくりの本当
の目的をご家族で話し合ったら如何かと思う。

安城建築はお客様の囲い込みも契約期間を限定はしなし、説得もしない。しかし、
「安城建築の家に暮らしてみたい」そう感じて頂けるお客様に対しては、そのお気持
ちに応える。それが我々の仕事だと考えている。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

ツーバイフォー工法の構造

2009.06.28

写真は、家が完成してしまうと通常あまり見ない小屋裏部分である。通常写真の様な
床の構造用合板は2階の床は張られるが、2階の小屋裏部分までは張られない。理由
は、あくまでも小屋裏であり、通常人が乗る部分ではないということと、合板の資材
費と大工の手間を削減できる為である。

安城建築が小屋裏部分まで構造用合板を張る理由は、小屋裏部分まで構造用合板を
張ってこそ、正式な6面体構造が完成し、建物の水平強度が更に増すことが出来るか
らである。

次回の完成見学会の際には、小屋裏点検収納はしごから小屋裏を覗いて欲しい。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

正式な北米式ツーバイフォー工法(階段)

2009.06.27

14年前、米国からカスタムハウスを専門に手掛けるフレーマー(建て方大工)のク
ルーを招いた際、彼らに日本式のツーバイフォー工法を説明すると理解しがたいと
言った。当時国内で流通する合板のサイズや、図面の寸法の押さえ方、建て方の手順
等は日本の軸組み(在来工法)の延長線上に乗せられた様なものであった。

その時、フレーマーのビルが言った言葉がとても印象的だった。「同じ材料を使って
何故わざわざ弱い構造にしてしまうのか?」返す言葉が無かった。

米国を何度も視察し感じたことは、複雑な屋根でも如何に早く簡単に造り上げるかと
いう技や、大断面の大きな材料を使用しなくても、トラス等(小さな鋼材を組み合わ
せて構造力学的に強度を持たせるもの。昔の鉄橋がそれに該当する)の組み合わせに
より、圧倒的な強度を持たせる技術は日本の数倍先を走っていると思う。

弊社も日本古来の在来工法を親方から叩き込まれたベテランの大工がいる。当初、仕
事が粗いと噂されていた米国フレーマー達を構えて見ていたが、彼らの頭脳とスピー
ドに驚嘆した。その後、社内研修で訪れた米国の螺旋階段の工場視察で、彼らの神技
を見せ付けられた時から米国職人を尊敬する様になった。

話が随分遠回りしたが、添付の写真は、正式な北米式ツーバイフォー工法の実践の一
部である階段部分である。フレーミング時に構造として強固な階段下地を組み上げ、
その上から階段材を張り付けていく。(日本式ツーバイフォー工法の場合、構造
材で階段下地が造られることはない)隠れてしまう部分だが、長期に渡り階段のキシミ等を出さず、取替えが容易に出来る隠れた工夫がこの階段部分にも隠されている。

2階ホールから階段部分をのぞき込んだ写真。階段造作中の様子

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

「技」板金職人

2009.06.27

この写真は、現在岡崎市で建築中のT様邸のカッパールフ(出窓の屋根)。
3次元に湾曲する屋根に美しく施された板金は、既製品では無く、職人の手造りによ
るもの。以前、同業者が謙虚にどの様に施工しているか教えて欲しいという相談が
あった為、お伝えさせて頂いた経緯がある。

施工直後は金ぴかだが、1年も経てばクラシカルでいい感じの青銅色となる。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

家づくりの想い出

2009.06.27

お客さんからの言葉で、「いい職人さんを入れてくれてありがとうございます」とい
う言葉はとても嬉しい。あまり期待値が上がってしまうのは困るが、自画自賛だが平
均的な水準と比べれば安城建築の職人はレベルが高いと思う。

写真はフレーマーとお施主様のお母様とのひとコマ。

フレーマー曰く、「安建の家は手間の掛かる家が殆どだけど、俺の遺産が増えて来る
ことに関しては嬉しい」と。

数年後、ふっと立ち寄った際、「お茶でも飲んでってよ!」とお母さんに言われたら
・・・。そんな関係は職人にとって極めて嬉しいものだと思う。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

お嬢さんからのお手紙

2009.06.22

先日幡豆町でビクトリアンスタイルの家が完成した。添付のお手紙は、お嬢さんから
のお手紙。長年この仕事をしているが、お子さんからお手紙を頂いた経験は今回が初
めてである。特に担当した現場監督にとっては最高のねぎらいであり、今までの苦労
が一気に吹っ飛び、悦びに変わってしまう。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

家族の想い出

2009.06.21

現在建築中の現場にて、お施主さんご家族が書かれたと思う柱の落書きを見つけた。
これを観た時、とても嬉しくなった。このお施主さんにとって、家は物では無く、人
生をこころ豊かに過ごす為のかけがえのないものだと思われていると感じた。

この落書きは、家族のタイムカプセル。数十年後、壁を剥がした時、この落書きを観
て何を想うだろう。

以前教えを頂いていたセラピストの先生が仰っていた言葉を想い出した。ひとの最大
の悦びは家族との繋がりであり、一番悔やまれるのは、家族と過ごす時間を作ること
が出来なかったことだと。

家族の求心力となり、家族の想い出が残せる家づくりをして行きたい。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

リカチャンハウスと世界のドールハウス

2009.06.12

多くの女性は幼い頃、リカチャン人形で遊んだ経験があるだろう。親から子へ受け継
がれ続ける玩具はそうそう無い。想像性を育む最高の玩具だと思う。

話は飛ぶが、先日も某大手輸入住宅メーカーで検討されていた方がお越しになられ
た。話を聞いていると、どうもお客さんの考えている輸入住宅と私が考えている
輸入住宅が結び付かない。

お客さんの欲しいと思われる家の参考写真から分かったことは、お客さんは本物が欲
しいわけでは無く、輸入住宅風の可愛い家が欲しいということだった。その家はリカ
チャンハウスをそのまま大きくしたいかにもリカチャン世代が好みそうな家である。

さすが、大手メーカーはお客のツボを得ていると思った。販売促進を図るには、ニッチ
層の本物よりもリカチャンハウスの様な不特定多数をターゲットにする方が得策で
ある。

最終的にお金を払うのはお客さんである為、「いいんじゃないの?注文住宅だから好き
な家にしてあげれば・・・」という声も聞こえて来そうだが、長い目で考えると、結
果的に満足度が持続しなくなってしまうことは明確であり、どうもお客さんが損をす
ると考えると容易に引き受けることが出来ない。

私としては、可愛い家の中にも懐かしさや飽きのこない伝統的な部分を織り込まなけ
ればならないと思う。

建築の視点からリカチャンハウスを観ると、かなり違和感を感じる。ひと言で言え
ば、「日本人が考えたゴージャスな家」であり、米国ですし屋や日本料理店に行った
ことのある方ならご理解頂けるかと思うが、「これってアメリカ人が考えた日本だと
思うけど、ちょっと違うんだけど・・・」そんな感じがする。

リカチャンハウスと違って世界のドールハウスに共通することはしっかりとした伝
統的なデザインを用いていること。

もし、リカチャンハウスを世界に通じるデザインにしたら家に対する子供のデザイン
感性も次第に育まれ、大人になった時、飽きの来ない住宅を手に入れようと考える様
になっていくに違いないと思う。それにより、世代毎の建替えも無くなり、地球環境
にも繋がっていくと思う。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

「ルーキーズ卒業」

2009.06.08

テレビドラマでブレークし、映画になったルーキーズ。どうしようもないヤンキー達
が熱血教師との出逢いにより甲子園を目指すストーリーである。ストーリーは極めて
シンプルだが学びの多い映画だった。

私ごとで恐縮だが、信用できないと感じた最初の大人は教員だった。大人の想像以上
に子供の感性は鋭く、教員の建前と本音を簡単に判別できてしまう。時折、ラジオで
流れる尾崎豊の「卒業」は妙に共感できる。

とは言うものの、自分が大人になったお前はどうだ?と尋ねられると苦笑いしたくな
る。反省すべき点が山ほどある。

天才アインシュタインや最先端の教育関係者は子供には無限の可能性があり、その可
能性を摘み取っているのは、我々大人だと言う。
アインシュタインの有名な言葉に「天才とは1%のひらめきと99%の努力」とある
が、この言葉はアインシュタインを追い回す記者に対してのコメントである。気を悪
くしたアインシュタインはこのコメントに関して補足解説をすることがなかったと言
う。

後に分かったアインシュタインの真意は、「天才とは1%のひらめきと、残りの99%
は、大人になっても子供の様なピュアな心を持つことが必要である」と言いたかった
と言う。

このルーキーズでは、大人たちによって汚された高校生たちが熱血教師により、再び
ピュアな気持ちを取り戻し、魂に火を燈され、夢を持つことの素晴らしさを体を張っ
て教えてもらった。ある意味子供たちから大人たちへのメッセージとも感じられる。

ラストシーンの子供たちからの言葉には、教師にとって最高のねぎらいであり、まさ
しく、教師では無く、「先生」だと感じた。館内からは多くの観客がすすり泣きして
いた。

「ルーキーズ卒業」⇒http://rookies-movie.jp/index.html

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

塗り替え工事

2009.06.02

以前、塗り替え工事を終えた職人が、こんなことを言った。

「今まで沢山塗り替えをしてきたけど、どうしても塗装が綺麗になっただけで、塗り替えましたそうろう、にしか思えなかった。だけど、輸入住宅を塗り替えすると新品同様の家になってしまうから、不思議だ」と話してくれた。

写真の家は、私の友人の家で今年築10年を迎え、間もなく塗装工事に入る。写真は塗装工事前のものだが、見た通りデザイン的には全く色褪せていない。その為、塗り替えをすれば、新品同様になってしまうのである。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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