安城建築
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社長日記

月別アーカイブ:2009年12月

北海道視察その1

2009.12.29

北海道は西洋建築の宝庫、今回「開拓の村」・「時計台」・「旧北海道庁」・「小樽の洋館」を巡り、輸入住宅の原点を探った。

西洋建築は輸入住宅のルーツ。電動工具も無かった時代、細部の装飾の造り込みの手間は想像を絶する。同行した大工も唸る。我々の先輩方の意気込みを痛いほど感じた。

しかし、美しい建物は時代を超えて美しい。

⇒北海道の明治村。北海道開拓の村

⇒開拓の村にて。細部を丹念に見る職人と現場監督

⇒日本最古のツーバイフォー工法による建築物である時計台

⇒時計台の資料館にて

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

事務所・モデルハウス臨時休業のお知らせ

2009.12.23

トップページにも掲載させて頂いておりますが、24(木)~26(土)の間、北海道へ「技術と感性」を磨きに行って参ります。よってその間は事務所及びモデルハウスはクローズさせて頂きますので宜しくお願いします。お急ぎの方は、下記までご連絡下さい。

■安城建築事務所用携帯電話 090-6643-6239(航空機内等、繋がらない場合がありますがご了承下さい)

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

安城建築がつくる北欧スタイル

2009.12.21

現在、地元安城で北欧スタイルの家を建築中。この北欧スタイルは、以前から安城建築の新たなデザインラインナップに加えたいと予ねてから考えていた。

日本一と言われる北欧住宅の研究者にもお会いし、北欧の文化思想の聞き取りから始まり、文献の閲覧をし、モデリング可能な国内の北欧の建物を視察した。

北欧住宅の研究者に伺ったことで印象的だったのは、スウェーデン建築関係者曰く、日本の北欧住宅は本場のデザインとは全く違うということだった。確かに、北欧の建築関係の文献を私が観ての感想も同じだった。

情報を自分なりに吟味し、現在日本で造られる北欧スタイルの盲点と感じたことは、極端な断熱性能を持たせることにより、建築コストが断熱に偏り、デザインが貧しくなり、全館空調システムを入れることが出来ないこと。更に、寒冷地の住宅の為、夏の暑さ対策が取られていないため、北欧住宅生活体験者の多は、真夏にエアコンを切った状態で帰宅すると室内が猛烈に暑いという。

一般的に高気密高断熱の住宅は年中快適と勘違いされる方がいるが、それは違う。真夏に電源を落とした冷凍庫を炎天下に置き続けたとしたらどうなるか・・・?
時間を掛けて外部から熱が伝わり、いずれ冷凍庫の中も暑くなる。しかし、日が落ちても今度は冷凍庫の中の温度は中々下がらない。いわゆる熱が断熱材に「こもる」という現象である。高気密高断熱の副作用である。

安城建築が北欧住宅を手掛ける上で、決めたことが4つある。

①外観デザインは、北欧の方が見ても本物以上だと感じること。
②所得可能な建築費内に納めること。
③北海道の様な極端な寒冷地仕様とはせずに、愛知県の気候風土で年中快適に暮らすことができること。特に夏の暑さ対策に重点を置き、断熱と共に遮熱(暑さを遮断する)という考え方を取り入れる。
④これまでの住宅同様、全館空調システムを取り入れオープンプランニング(家族の顔が見えるオープンな間取り)の室内空間をより快適にすること。

上記のことを踏まえて、この北欧スタイルミッションが始まった。

契約前、お施主であるF様から「安城建築さんでしか出来ない様な家にして下さい」というお言葉を頂いた為、破風のデザインを建築家の手塚氏と文献を参考にしながら細部まで打ち合わせを繰り返した。

現在、神の手を持つ外装職人が外部を仕上げている。間もなく彼が破風(屋根の三角の部分の飾り)の作成に入る。彼は、この飾りの為に、身銭を切ってより曲線が自由に切り抜くことができる道具を新調してくれていた。

来年2月の完成予定。北欧スタイルの好きな方はたまらない作品になると思う。

⇒現在外装工事中の北欧スタイルの建築現場。今後、職人の手づくりによる北欧スタイルに似合う手摺が取り付けられる。

⇒破風のデザインを建築家の手塚氏と打ち合わせを繰り返す様子。

⇒この部分が破風(はふ)。この上に更に外装職人のてづくりによる芸術的な破風が飾り付けられる。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

安城建築2010年ミッション・ビジョン・クレド

2009.12.16

間もなく、2009年も終える。方向性がぶれない様、2010年のミッションを文章にした。文章にすると、何故か方向性がバシッと定まる。

■ミッション(使命⇒天から与えられた役割)
⇒安城建築が出来る最大のエコは、この家にいつまでも暮らし続けたいと思う家をつくること。時代を超えて人々から賞賛し続けたデザインは、未来に渡って賞賛され続ける。その為に世界最先端の北米住宅と我が国が世界に誇ることのできる先人の遺した明治・大正・昭和の西洋建築から謙虚に学ばせて頂く。

■ビジョン(目標⇒目指す水準)
⇒感性の豊かなお客様に対し、家づくりを通して、本人も知りえなかった未来の自分自身の姿と心の充足に繋がる気付きを得られる仕事をする。

■クレド(信条⇒堅く守り続けること)
⇒安城建築の建物は人の感性や琴線に触れ、人々が穏やかになるデザインであること。
日本における輸入住宅の指導的立場として常に向上心を持ち、能力・技能を磨き続け、最高のプロフェッショナルチームを組み、完成度を飛躍的に高めていく。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

新幹線の身障者用トイレにはご注意!

2009.12.15

新幹線を利用することは度々あるが、身障者用トイレを使用することは無かった。以前、たまたま乗車した列車がかなり混雑していて、デッキや洗面の前にも乗客で溢れていた。

間もなく、突然の腹痛。ヤバイとトイレに駆け込もうとすると全て使用中。冷や汗・・・。

しかし、幸運にも障害者用のトイレが空いていた!砂漠の中のオアシスとは正しくこのことだろう。(青い開くのボタンを押すと自動で扉が開くトイレ)
安堵感に浸りながら、幸福感を感じた瞬間。信じられないことが起こった!!

何と扉が開いておばさんが入ってきたのである!

「うぁわ~!!」おばさんと私が叫んだ!その声にデッキに立つ乗客は全員注目!その後はもうパニック状態!!

そのおばさんとても残酷で、ドアも閉めずそのまま逃げて行ってしまったのである。最中の私は当然のごとく、直ぐにズボンを履くことも出来ず・・・悲惨。

何とロックを掛け忘れたのである。自動ドアはボタンで閉めた為、オートロックとばかり思い込んでいたのである。

トイレから出る瞬間の恥ずかしさは超マックス。視線を合わせなくても冷たい視線を強く感じ、逃げる様に席に戻った。

トイレは必ずロックを忘れずに。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

旭山動物園

2009.12.13

札幌から車で2時間半。日本最北端の廃園寸前の小さな動物園だが現在、上野動物園を上回る日本一の入場者数の動物園となり、そのブームも衰えることなく人々を魅了し続けている。

廃園寸前の時、「檻の中に動物を閉じ込めることは人間の身勝手なことではないのか?」その自問自答の中で、スタッフは徹底的に「動物園の存在意義」を考え抜いたという。

ヒントは、終戦直後にあった。

戦時中、軍部から全国の動物園に対し、猛獣の薬殺命令が出され、多くの動物が殺された。しかし、名古屋の東山動物園の園長が軍部の命令に反し、命を張って2頭の像を隠し通し終戦を迎えた。

他の動物園から、終戦を迎え「心が病んだ子供たちの為に像を一頭貸してくれないか?」という申し出が多く寄せられたが、一頭の像を引き離そうとすると、パートナーの像がコンクリートの壁に頭をぶつけて激しく抵抗し、引き離すことを断念したという。

その結果、全国から像列車が仕立てられ、多くの子供たちが東山動物園を訪れた。

戦後の焼け野原で食べることにも困っていた時代にどうしてわざわざ?そこにヒントがあった。

考えに考え抜いた時、「人は野生の動物を観ることにより、生きる為のエネルギーをもらうことができる」のでは?という旭山動物園の存在意義を確信したという。

この旭山動物園には、高価な奇獣やアトラクションはない。しかし、多くの人々を魅了し続けるのは、「明確な存在意義と智慧と徹底的に考え抜く習慣」によるものだと思う。

年末、安城建築の存在意義の再確認と家づくりにより磨きを掛ける為に、旭山動物園と北海道開拓の村(北の明治村)及び小樽に輸入住宅のルーツである西洋館から学びに北海道へ出掛けようと思っている。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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