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安城建築
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社長日記

月別アーカイブ:2015年3月

女子中高生のお客様

2015.03.26

春休みということもあると思いますが、近頃時々女子中高生のお嬢さんが通り掛かりにモデルハウスを見学してくれます。

彼女たちの年齢を考えると13~18歳ですが、モデルハウス築年数20年からしても彼女たちが生まれる前からこのモデルハウスの方が年上となります。

子供たちだけでモデルハウスの玄関ドアを開けることは大変な勇気が必要だったとおもいます。それ以上に観てみたいという思いの方が強かったのでしょう。

以前この日記でもお伝えしましたが、20年前、モデルハウスの建築に携わってくれた大工のリーダーだったジェリーに築20年で資産価値ゼロとなる日本の住宅事情を伝えた際、『俺たちが造っているこの家もってことか?』と強い口調で質問された私は『解らない・・・』と答えました。ジェリーは身を乗り出し『それは有り得ない!!』と怒っていました。

あれから20年、ジェリーもおそら70歳位、既に引退しているかもしれない。今ジェリーがこの女子中高生の話を聞いたらどんなに嬉しがるだろう。

そして胸を張ってこう言うだろう。

『ピーター(私のニックネーム)やっぱり、俺の言った通りだろ』と。

モデルハウス物語

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

北米視察

2015.03.23

今回、北米(カナダ・米国)の幾つかのホームビルダーへ訪問し、学び且つ積極的に意見交換をして参りました。

日本一、世界の住宅を視察されている戸谷先生の仰る通り、米国の住宅レベルの高さは世界最先端ということに頷きます。参加者異口同音に世界一だと感じました。

カナダ、米国同様、都心部の住宅価格は高騰し、連棟スタイルのタウンハウスでさえ新築価格7000万程度、極普通の中古一戸建てにおいても億は下らない価格となりもはや一戸建ては通常のサラリーマンの場合、年収の20倍というとんでもない価格となっております。しかしながら、IT系及びチャイナマネーは力強く全額キャッシュで購入するケースも多いそうです。それに比べるとまだ日本はまだ実現可能だと言えます。

今回の視察では、弊社が造り上げた作品の数々を初めてデザイナーの手塚氏がアイパッドで訪問先のスタッフ及びインテリアコーディネーターに見てもらいました。これまでお手本とさせてもらってきた現地のプロフェッショナルの方々の多くが完成度の高さに非常に驚いてくれたことはとても嬉しく誇らしく感じました。

追伸、今回はスケジュール上、会いに行くことはできませんでしたが、現在私の弟家族がケンタッキーに暮らし、全米を仕事で飛びまわっています。三人の子供が居ますので、そのうちの独りでも米国の建築学科に行って次世代の安城建築の強力なチームメンバーになってくれないものかと密かに期待しております。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

明治建築は安城建築の輸入住宅のルーツ

2015.03.21

今年、明治村開村50周年を迎えました。そして先日下記広告が新聞一面に掲載されました。私ども安城建築の現在の取り組みも全く同様だと感じました。

明治村に移築保存されている建物の多くは、鎖国を解かれ海外から入ってきた錦絵を元に宮大工が自身の技術と我が国の威信を担って海外の伝統的建築を融合して造られました。100年も前の建物であってもその当時の職人達の粋を今尚感じます。

和と洋の融合、それは一見すると対極にあり、融合=チン問屋になってしまうのでは?という感覚がありますが、長年吟味され生き残ってきた正統派の和と同様に長年吟味され生き残ってきた正統派の洋との融合の場合では、何故か実に美しくこれもまた時の流れによるデザインの陳腐化を感じることはありません。そして時代を超えて人々を魅了し続けています。

弊社モデルハウス東に建つ折衷建築も我が国が世界に誇れる建築物として明治村さんより特別に譲り受けた三重県庁舎及び師範学校移築報告書を元に復元したものです。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

日本経済新聞の記事

2015.03.17

日経新聞と言えば誰もが認める日本を代表する経済新聞です。その日経新聞の記事の中に『日本の家はなぜ資産にならない』という記事がありました。

内容として、欧米ではなぜ中古住宅の資産価値が下がらず、日本の住宅は築20年で無価値となってしまうのか?ということが論点でした。そしてその最大の問題点を『欧米の住宅はメンテナンスをするから資産価値が下がらず、日本の家はメンテナンスしないから資産価値が下がる』解説しておりました。

正直、日本を代表する経済新聞がこれ程トンチンカンな記事を書くとは驚きです。もし、本当にそう信じているとしたら欧米の人々から笑いものとなることでしょう。若しくは、真実を知っているが、大手住宅メーカーと議員との深い関係性を保つ為に偽りの情報を国民に流しているとさえ思えてしまいます。

この記事が真実か否かは、この記事通り、徹底的にメンテナンスをしてみれば解ることでしょう。車同様、いくらメンテナンスしたところで、現在の状況と何ら
変わることなく、築20年で価値はゼロとなることは間違いないと私は思います。

当然のことですが、資産価値はユーザーが決めます。ユーザーが、この住宅なら中古と言えども心ときめきワクワクし、この家に暮らしてみたい・・・即ち魅力的だと感じる住宅こそが資産価値の持続する住宅に成りうると思います。それは決してメンテナンスをするだけでは実現不可能なのです。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

築20年のモデルハウス選ばれる

2015.03.07

先日安城ホームニュースの記者さんが事務所を訪れられこのモデルハウスを背景に記事を作成したいので撮影させて欲しいと申し入れがありました。間もなく築20年を迎えるモデルハウスが選ばれたことにとても嬉しくなりました。

おそらく、築20年のモデルハウスは日本最古のモデルハウスかもしれません。しかし、その家を背景撮影したいと思われたということは、時代を経ても普遍的に美しいと感じるものがあるのだろうと思います。

そして住宅展示場のモデルハウスの平均寿命は築5年といわれています。勿論、物質耐久性は何ら問題が有る訳では無く、デザインそのものが色あせユーザーから飽きられてしまうからです。生涯をかけて購入した家が車のモデルチェンジよりも早く流行遅れとなってしまうことは、ユーザーにとっては実に残念なことでしょう。

このモデルハウスが完成した20年前、輸入住宅の父と呼ばれる戸谷英世先生は来賓挨拶の際、『先進国の中で唯一、木造住宅の資産価値が築20年でゼロとなってしまうのは、日本だけの様です。この建物は日本の住宅産業及び文化を変えていく足がかりとなることでしょう』と言われました。

戸谷先生曰く、米国の住宅産業に比べ我が国は50年間遅れ、日本の自動車産業同様、世界最先端と言われる北米の住宅産業から学ぶべきと唱えられています。その最大の理由は、建物の資産価値が北米の様に世代を渡って持続することが可能となった時、真のゆとりのある生活と住文化が実現育まれて行くとお考えになられています。

安城建築は、これからも戸谷先生の意思を受け継ぎ『日本の住宅文化を変えていく』活動に全力で取り組んで行きます。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

二宮尊徳(二宮金次郎)

2015.03.03

今思えば、私が小中学生の頃当たり前に立っていた石像ですが、学校の先生から金次郎のについて教えてもらった記憶がありませんでした。昨今では、歩きながらの読書は危険という理由により撤去されているそうです。確かに歩きスマホ同様ですが、何とも微妙な理由です。

最近、二宮尊徳に関する書籍を読んだことにより、いつもの癖でその歴史舞台の地に無性に行きたくなり、先日東京出張の帰り道、金次郎の生まれ故郷、小田原に寄って参りました。

小田原には尊徳記念館(何故かメジャーではありません)があり、金次郎の生涯と出来事が順に展示され、生家や村人たちと畑を耕したクワ等様々なリアルな遺品も展示されています。(本を読んでから行くと妙にドキドキワクワクします)

私が金次郎に引かれた部分は、頭脳明晰で危機的な状況の村を幾つ救ってきましたが、直驕(おご)らず、常に村人(相手)の立場に立った立ち振る舞いを幼い頃から生涯一貫して貫き通したことにあります。自分の意思が通じない場合においても通じない理由は自分にあるという金次郎の考え方、生き方は当然の如く現代においても計り知れないほどの学びがあります。『金次郎の爪の垢を煎じて飲まなければいかんなぁ~』と何度も思った次第です。

ボランティアガイドの方にどちらからですか?と聞かれ愛知の安城市ですとお伝えすると、『えっそんな遠方から』と驚かれていましたが、充分に行く価値があると思います。TV漫画による解説がありますので小学生の3~4年生位以上でしたら充分理解できる資料館です。全国の小中学校から金次郎の像が無くなる前に是非一度訪れてみては如何でしょうか。学ぶことが人を助けることに繋がることが実に解り易く理解できる貴重な資料館だと思います。私も小学生の頃、このことが分かっていたらもう少し真面目に勉強していたかも??と感じた次第です。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

奥様からの悲痛なクレームの叫び

2015.03.02

数年前の出来事ですが、築二十数年となるK様(ご主人様)から室内の塗り替え(クロスの上からの塗装)のご依頼がありました。

作業当日、奥様は外出されておりご主人のみご在宅されていました。そして作業中職人が誤って天然石のテーブルを倒し破損させてしまいました。ご主人は仕事柄職人気質の為、破損が不可抗力によるものとして『気にしなくていいから』と職人に言ってくれたそうです。職人もそうご主人に言われたことで、私への報告はしなくていいと判断してしまった様です。

翌日の夕方、奥様から直接私宛に電話がありました。それはそれは悲痛な声で『職人さんから報告は受けていませんか?あのテーブルはお友達から譲り受けた大切なテーブルでした。主人は仕方ないと言ったそうですが、私は到底納得できません』と。

直ぐに職人とお詫びに伺いましたが、『同じものは二度と手に入れることは出来ません』と涙を流され、私たち同様、ご主人との中も険悪なムードとなってしまっていました。確かに石のテーブルは特殊な模様の為、同じものは入手困難だとは思いましたが、『少々お時間を頂け無しでしょうか』とお願いしました。

その後、日本国内を隈なく探しましたが、同様の石はあっても同様の柄は無く、石屋さんを通じて海外の石材ルートを幾つも遡り、幾度とサンプルを送ってもらいました。しかし、同様の模様は無くあきらめそうになった直後、奇跡的にほぼ同じ模様の石が中国の石切り場で見つかったのです!!写真で確認する限り極めてよく似ていました。アクシデントより数ヶ月を要してしまいましたが、その石を中国より取り寄せ加工し納めさせて頂きました。納める際、石そのものは良く似ているが、お友達からという思い入れまでは補えないと不安で一杯でしたが、テーブルを見た瞬間、奥様の満面の笑顔に本当に救われました。

その後暫く月日が流れ、ある日・・・

奥様より同じ職場で働く同僚の方をご紹介されたのです。ご紹介して頂いた奥様曰く、Kさん(奥様)が『本当にいい会社だから・・・と何度も言われるので』と。私はあれほど悲しまれたことから想像するとご紹介して頂いたことが一瞬信じられませんでしたが、そんな風に思って頂き、感謝の気持ちで一杯になりました。

そして、それら数年を経たつい先日、私が出張中にK様のご主人が弊社を訪ねられ、『同僚が二世帯住宅を今数社で考えているので、自分としては是非とも安建さんに建ててもらいたいと思っています』とシフォンケーキのお土産までも持参してくれました。対応した弊社ハウスアドバイザー曰く、『とても熱く安建を押してくれています』と。

あれ程のことがあったのに・・・本当にありがたくてありがたくて、心より感謝です。災い転じて福となるということわざを実感しました。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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