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社長日記

月別アーカイブ:2019年1月

さだまさしの詩づくり

2019.01.30

書棚の整理中、さだまさしの詩づくりについての想いが綴られているページに目が止まりました。下記がそうです。

 

日常生活の中でふと忘れそうになった大切な思い出、或いはささやかな悩み苦しみ、希望や夢。また感動した出来事をそっとメロディーに乗せて新種の花にする。きれい事だけで済むような表面上の美しさだけでは駄目だし、赤裸々にどんなに汚いことでも、全てを述べれば良いような簡単なことでもいけない。歌は凛と咲いていなければならない。それを気に入った誰かが自分の庭に植える。或いは風媒花のように勝手に誰かの所へ飛んで根付くこともある。そして僕の花はその人の心の庭先で違う花に変わる。歌、とはそういうものだと思っている。

 百人いれば百人の色があるように、その花は百通りの形に変わるだろう。つまり僕の物語はその瞬間にその人の物語になる。僕は自分の心を耕し、自分の音楽の種を蒔き、やがて時々咲く、歌という「こころ」の花を誰かの「こころ」に届ける仕事をしているのだ。そんな風に生きられたらいい、と思う。

 そして幸せだ、と思うのはそんな誰かの庭先に咲く僕の花に出会うときだろう。どんな苦労さえも報われる気がするだろう。

 心のある花を歌いたい、と思う。

さだまさしの世界「ストーリーズ」より引用

これを読んで以前、弊社デザイナーの手塚さんが言われたことを想い出しました。

全国から視察が絶えなかった海外の街並みを再現した横浜のマークスプリングスの設計に携わって一番思い出深かったことは何ですか?という私の質問に

(手塚氏)『駆け落ち同然で一緒になり、このマークに越して来た夫婦の為に、マークに暮らす人々が街の広場で披露宴パーティーをしてくれたことです』

(手塚氏)『私の仕事は、街や家を設計することですが、私の手を離れてからのことがとても気になります』と。

 

さだまさしも手塚氏も想いの中心に『愛』を感じます。

床下断熱材

2019.01.28

昨今多くの住宅が断熱性能を上げる為、壁面及び天井に吹付け断熱材を施工するケースが増えて来ました。しかしながら床下だけはスタイロフォーム等の断熱材を床根太(床を支える部分)にはめ込んでいく施工方法が主流です。

現在超高性能のスタイロフォームもありますが、一番問題なのは、スタイロフォームと床根太との隙間です。いくら性能の良い断熱材でも隙間が生じれば、カタログの数値には至らず、机上論でしかありません。

残念ながらスタイロフォームではいくら職人さんが手間隙掛けても多少の隙間が必ず生じます。その隙間はコーキング等で埋めますが、スタイロフォームの厚さ分充分に充填することは施工上無理と言えます。

上記問題点を解決するには、床下からのウレタン吹き付けしかありません。しかしながら、狭い床下からの施工はとてもとても大変です。私も時々潜りますので分かりますが、潜るだけでも大変にも関わらず、長く重たいホースを引き摺りながらの施工はとても困難を極めます。真夏の暑い中、原発の作業員の様な作業服で床下に潜る職人さんには本当に頭が下がります。

床下に硬質ウレタンを施工することにより、断熱性能は間違いなく向上しますし、完全な6面体構造になることで構造上も間違いなく強くなります。

時折、職人さん達からも安建はオーバースペックだと言われますが、机上の数値以上に見えない部分にこだわってしまうのも私の性分なので仕方ありませんね。


難燃性の硬質ウレタン施工の床下(隙間が生じない)


スタイロフォーム施工の床下(一般的な床下の断熱施工方法)

安城建築が目指している最もデザイン性の優れた家の定義

2019.01.19

前回の日記でご紹介した神戸北野のスタバが100年経てもその資産価値を持続させていることからも、伝統的なクラシックなデザインが極めて重要であると言えます。伝統的なデザインは感性に響き、見る人を優しい気持ちにしてくれます。

しかし、それだけでは不充分だと私は思うのです。子供の頃、欲しくて欲しくてたまらなかった玩具を待ちに待って買ってもらったあの時のワクワクした高揚感。それを感じられるデザインこそが安城建築が目指しているデザインです。

 

余談ですが、よく耳にするデザイナーズ住宅は近代的なモダンでシャープなデザインをベースに考えていますので、弊社の目指すデザインの考え方とは全く異なります。

 

古くてもお金を生む建物

2019.01.11

神戸北野にスタバの神戸北野異人館店があります。建物は1907年(今から112年前)の建物の洋館で当初は米国人の住宅として使用されていたものです。築年数こそ古いですが、その人気は圧倒的で、老若男女問わず道行く観光客の多くが撮影しています。

古い建物なので、性能は現代の建物とは比較になりませんが、外観デザインや室内のしつらえ等の人の感性に響くものは現代の建物より遥かに優れ美しく、とても心地好いひと時を過ごすことが出来ました。

これこそが、超優良収益不動産のお手本ではないかと感じました。現代の家づくりにおいても、時代を経ても変わらぬ美しさを意識した建物を造ったとしたら、将来的にお金を生む不動産にすることも可能だと思います。

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