正しいドライウォール工法無くして北米輸入住宅は実現できないと私は考えている。

北米生活経験者の方ならご存知だとは思うが、北米の住宅からオフィス、ホテル、商業施設から空港施設に至るまで様々な建築のインテリアにはドライウォールが施工されている。

しかし、残念ながら日本国内で正しいドライウォール工法を実践する職人はまだまだ少ない。何故なら正しいドライウォールの実践には、『建設業者及び現場監督、大工、ドライウォーラーの協力』と『正しいドライウォールを実践する決意』がなければならないからである。

そうそう、もうひとつ必須条件がある。ドライウォーラーの体力。腕立て伏せ100回程度は出来なければ、ドライウォールの専用工具を自分の手足の様、自在に使いこなし、クオリティの高いドライウォールを実現することはできない。

具体的には・・・

①ドライウォール専用石膏ボードの使用(通常のクロス用の石膏ボードとは異なる)
②正しい石膏ボードの張り方
③正しい石膏ボードのビス止め方
④正しいコーナービートの取り付け方
⑤ドライウォール専用の資材の使用と正しい目地処理とパテ処理及び専用の工具の取り扱い方法

上記の全ての条件が揃わなければ正しいドライウォールは実現できない。

安城建築では、「正しいドライウォール」を国内に普及する為に、志の高い工務店や職人に正しい施工技術の伝授を試みている。

⇒ドライウォールの研修の様子

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充