壁装飾と同じく、インテリアをさらに充実させる手法として天井装飾があります。

天井に装飾をすることで、部屋はおしゃれ感だけでなく質感が増し、見た目の印象は一段とよくなります。
種類としては、格天井、折り上げ天井などの造作仕上げによるものや、クラウンモールディング、メダリオン、板、梁などの部材を取り付けるものがあります。

格天井、折り上げ天井は、手間やコストがかかるのと、多くの場合、施工図が必要となります。
格天井の格子の間隔、厚み、幅は見た目に影響しますので、バランスよく、人が見たときに心地よく感じるように考えないといけません。
折り上げ天井はシンプルに仕上げることもありますが、段差のある天井にクラウンモールディングを取り付けることがあれば、梁をデザインとして取り付けることもありますので、格天井と同じく施工図を描くことになります。
どちらも経験のある大工が施工図をもとに仕上げます。

また、板を天井に貼る、装飾として梁をつける、壁との接合部に見栄えのあるクラウンモールディングをつける、照明器具のベースにメダリオンをつけるなど、天井をより魅力的に見せることで夢のある室内空間を実現します。