安城建築

社長BLOG 2012.04.06

ある番組

昨日、某番組で司会者が、ゲストの某ハウスメーカー社長に対し、日本の住宅でどうしても納得できないことがある。それは、中古住宅では、家の価値が殆ど消滅してしまうことに強い疑問を感じていると話すと、某メーカーの社長は、メンテナンス性等の理由を述べ、あいまいな話をしていました。

本当にそうだろうか?

例えば、全くメンテナンスをしなくても築20年で資産価値がゼロとなるほど、機能、性能が低下することは考えにくいと思います。

世界一の住宅先進国である米国の住宅の中古市場は、新築の約7倍あります。米国では、住宅の機能、性能はあって当然とされ、それ以上に市場から評価されるのは、立地(周辺環境)と流行に左右されず、人々から賞賛される外観デザインとされています。

とても単純な話ですが、家の資産価値は、中古住宅となったその時でも、人々からこの家に暮らしてみたい。そう思えるか否かで決まるのではないでしょうか。私は、家が素敵であることが必須条件だと思います。

リノベーションして長く住み続けられる家も確かに重要ですが、家に魅力を持たせることにより、売ったり、貸したりすることも可能となります。そうなれば、人生の選択肢も増え、より人生が豊かなものになると思います。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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