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社長日記

月別アーカイブ:2008年8月

サブプライムローンに思うこと

2008.08.29

米国のサブプライムローンのニュースをどの様に感じられているだろうか?
「結局、米国の家も日本の家の様に大幅に下落してしまうのか」そう思われている方も少なくはないと思う。
テレビのニュースでは解りにくいので、少々付け加えてご説明したい。

サブプライムローンで破綻した多くは、通常の銀行ローンが支払えない白人以外の低所得者がその多くを占める。米国の住宅街では、大凡街自体が同じ様な所得層によって形成されている。特に、テレビに撮影される空き家の街は、今回のサブプライムの打撃をまともに受けた低所得者向けの街であり、その為、映像の多くは空き家となった街が定番なのである。

高級住宅街で同様の差し押さえがあるが、これは住宅バブルの影響により、異常に高騰した住宅を更に投資目的に購入した人々がローン返済不能になった為である。

一見、全米の住宅価格が大幅なにダウンしている様に思うが、ニューヨーク州では、8%程度の下落に納まっているらしい。カリフォルニアに自宅を持つ知人もそれほど影響はありませんと言っていた。

米国では差し押さえの期限が来ると、突然警察官が訪れ、即刻強制退去となるらしい。これだけを聞くと、「それはあまりにも酷い!」と思うが、実はそうでもない。

以前、この日記でも少し紹介したが、日本と決定的な違いがある。米国では返済が滞って差し押さえられた瞬間、残りのローンは抹消される。日本では、差し押さえられたあげく、ローンも残る。(住宅そのものに価値はないという理由から)

しかし、日本においても差し押さえ前なら、価格はユーザーからの「こんな家なら暮らしてみたい」という人気で決まる。その為、私は多くのユーザーから「こんな家が欲しいよね」と思うような家をつくった方が人生に巾が持てると思いますよ」とお話しさせて頂いている。事実、地域の不動産評価価格より、1000万以上の高値で売買された事例がある。

通常米国では、デザイナーズ住宅の様な流行に左右されやすいデザイン住宅には、銀行もお金を貸してくれない。理由はシンプルである。流行が去った時、欲しいというユーザーが居ない為である。クラシック音楽同様、クラシックデザインの建物は時を経ても人気は衰えにくいと言える。

先行き不透明な時代だからこそ、将来、「高く売れたり、貸せたり」出来る可能性が高い家の方が暮らす方の気持ちや人生の選択肢の巾が広がると思う。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

「耐震性は問題ありませんよね?」

2008.08.26

来週日曜日にご契約頂くお客様から、「そういえば、耐震性のことを一度もお尋ねしていませんでしたが、念の為に一度お聞きしたいと思っていました」と忘れていたかの様に言われた。実はこの様に耐震性のことを忘れていたかの様に質問される方ほど、とことん家づくりの勉強をされている。

あなたが時計を購入する際、(特殊な使用状況を除いて)時計が壊れないことを判断基準とするだろうか?時計は壊れないことは既に当たり前となっているのと同様に、手抜き工事がされていない限り、家も阪神淡路の震災程度では壊れないのは当たり前である。

わざわざそれを売りにするのも如何なものかと思う。「像が乗っても大丈夫です」=「この時計は壊れませんよ」と言っているのと同じである。

丈夫さだけが極端にハイスペックな家に暮らして本当に暮らす家族が幸せになれるのだろうか?家づくりの真髄は、家づくりを通して「暮らす家族の悦びや幸福感」を手に入れることだと思う。ただ、そこに気付く人は0.1パーセントも居ないのではと思う。耐震性、断熱性能、電気仕掛けの便利な設備、どれも魅力的だが、残念ながら人はそれだけでは心の豊かさを得ることは出来ない。

来週ご契約頂くこのお客様は既にそのことに気付かれていたことにとても驚いた。

家をつくることによって、暮らす家族の魂が悦びに変わる・・・「感性価値」を持たせたいと常々思っている。(「感性価値」は現在商標登録出願中)

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

アダム様式の家、間もなく小牧市で完成

2008.08.22

奥様の想いが随所に込められた家が間もなく完成する。現場は仕上げの最終段階。

奥様がこの家を実現する為に、途方も無い数のハードルをいくつもいくつも越えられて来たと思う。家づくりは、実際につくる過程より、そこに至るまでの過程の方が遥かに道程は長いと私は思う。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

ドライウォールで最も大変な作業

2008.08.11

ドライウォール職人は、このペーパー掛けが最も大変な作業だという。

猛暑の中でのペーパー掛けは、汗とパテの粉でネトネトのドロドロになる。

私には極めて平滑な面に仕上がっていると思われる壁面を彼らは何度も何度も納得のいくまで丁寧にペーパーを掛けていく。

「ペーパー掛けの日は、家に帰りにくいんだよなぁ」と笑いながら言った。

追伸、職人曰く、日本のパテと彼らが使用する輸入のパテは明らかに違うという。日本のパテはフォースター(ホルムアルデヒドの最高安全率を示す)にも関わらず、パーパー掛けの際、目に入ると激痛がするらしい。机上論より、職人の生の声の方が真実だと私は思う。品質、職人や暮らす方のことを考え、輸入のドライウォール専用パテを使用している。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

様々な24時間換気

2008.08.08

住宅の高気密高断熱化に伴い、室内の換気は法令により義務化されている。

換気システムも極めてシンプルなものから、極めて高性能なものまでがあることをご存知だろうか?

極めてシンプルなシステムは、外気の吸気口を各部屋の外壁に設け、各部屋の天井裏に排気用のダクトを配管し、機械的に排気するシステムである。このシステムは極めて安価であるが、夏は外からダイレクトに熱風が入り込み、冷房の冷気は吸気ダクトに吸い込まれ逃げてしまう。逆に冬は、外から冷気が入り込み、暖房の暖気は吸気ダクトに吸い込まれて逃げてしまう。その結果、熱損失は100%である。このシステムを第三種計画換気システムという。

しかし、全館空調冷暖房システム(セントラルヒーティング)の能力を可能な限り向上させる為には熱損失100%の第三種計画換気システムでは性能が劣る。弊社では、全館空調の技術者と何度も協議した結果、最終的に顕熱交換型第1種計画換気システムになった。

コスト高にはなるが、この顕熱交換型の第一種計画換気システムは、極めて性能が優れている。冷暖房した室内の熱損失を30%以下に抑えて空気の入れ替えが可能なのである。

又同システムは、第三種換気システムの様に直接外気を室内に入れず、一旦フィルターBOXにて外気をろ過する為、花粉も除去できる換気システムなのである。長い目でみれば、お客様の満足へと繋がると確信している。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

ドライウォール職人

2008.08.05

ボックス(パテをおこなう機械)も極めて体力を使う仕事である。

何も持たない状態で腕を頭より10分間あげ続けてみて欲しい。極めて辛い。

このボックを使いこなせればとても美しく平滑な下地が出来る。しかし、少しでも天井に押さえ付ける力を弱めた途端にパテはかすれてしまう。その力の入れ具合は、実際の話、時々グラスファイバー製の丈夫な柄が真っ二つに折れてしまう程である。この作業を延々と続けて、初めてクオリティーの高いドライウォールが完成する。

彼の腕は、私の太ももより太い。その理由は、仕事のクオリティーを落とさない為に仕事を終えてからジムへ通い、バーベルをあげているからである。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

正しいドライウォール工法の施工方法その1

2008.08.03

北米映画の中で家族で室内の壁をペイントしているワンシーンがある。それがドライウォール工法による水生ペイント仕上げである。クロスに比べ、圧倒的に手間と時間は要するが、柔らかなインテリアとドライウォールの壁に立つ女性の肌をより美しく見せることが出来る。今まで何度も渡米したが、米国の住宅でドライウォールでない住宅は一度も見たことがない。

弊社では、北米の正式なドライウォール工法を実践している。ドライウォールもどきの仕事をすると必ず数年でクラック(ひび割れ)が起こるからである。

正式なドライウォール工法にはドライウォール専用の大判の石膏ボードを使用する。理由は2点。

1.石膏ボードの接合部を極力少なくし、クラックの発生を低減させる為。

2.専用ボードは接合部にジョイントテープとパテを入れるなだらかな凹みがある。充分
にパテを盛ることが出来る為、これもクラックの発生を低減する効果がある。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

正しいドライウォール工法の施工方法その2

2008.08.03

長期に渡りひび割れが起こりにくいドライウォール工法の施工にはジョイントテープ(石膏ボードの接合部分の補強に使用するテープ)がポイントとなる。ドライウォールのクラックの(ひび割れ)の原因は下地である石膏ボードが動き、その動きに追従出来ずに起こる。

北米では、このジョイントテープには和紙が使用され、専用パテにて接着していく。一方なんちゃってドライウォールの場合、このジョイントテープの代わりにテープ式のグラスファイバーメッシュを使用する場合が多い。

石膏ボードのひび割れの原因の多くが「引っ張り」では無く、「せん断力」によるものである。一見、紙よりグラスファイバーの方が強度は優れている様に思えるが、「せん断力」に対しては和紙をパテで固めた方がより丈夫なのである。その為、北米ではジョイント部分のテープは全て和紙を使用しているのである。

時折、他社で施工されたお客様より、SOSの依頼があるが、その多くの現場がこのグラスファイバーメッシュを使用したものである。

では、どうして日本では和紙が使用されないのか?という疑問を持たれたと思う。

グラスファーバーメッシュテープは、メッシュに自体が粘着テープ状になっており、メッシュの裏面にパテを盛らなくても接着出来る為、熟練工でなくても極めて施工性が容易だからである。

一方和紙のジョイントテープは、和紙自体が粘着式のテープになっておらず、和紙の接着にはテーピング用の専用パテで接着しなければならず、これを手作業で施工するには極めて時間と手間が掛かるからである。

北米の場合、この作業をバズーカーという機械で施工している。このバズーカーを使用すれば、極めて短時間で美しい施工が可能となる。しかし、このバズーカーを自分の手の様に自在に使いこなすには腕立て伏せ連続100回以上の体力と熟練を要する。

和紙を使用してもグラスファイバーメッシュを使用しても、短期的には殆どその違いは解らない。しかし、入居後時間が経つにつれ、その違いは明らかになり、家具が入った室内での補修はほぼ困難と言える。ドライウォールは下地処理で決まる。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

アダムス様式の家

2008.08.01

お客様からご希望されたアダムス様式の家を小牧で建築している。一見、形こそシンプルではあるが、実はかなり難しい。弊社の現場監督も建築家やコーディネーターとの打合せ及び詳細施工図の作成を何度も繰り返しおこなっている。

お客様もとても楽しみにされているから、この暑さではあるが、職人も張り合いがあるというものだ。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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