安城建築
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社長日記

月別アーカイブ:2010年1月

薄型テレビ

2010.01.25

電化製品は昔から苦手で、必要に迫られないと購入しない。その為、我が家では昨今姿を消しつつあるブラウン管テレビが現役で頑張っている。しかし、地上デジタル化に伴い、必要に迫られ始めている。時々家電屋に行くが、テレビの種類の多さに圧倒され、パンフレットを見ても自社の優れた部分は強調されているが、他社と比較してどうか?ということが解らず、益々解らなくなり、帰路に就く。

何が違うのかも解らない。家電ですらこの状況。家を購入する際、家づくり初心者、素の方が悩むのも当然なんだろうなぁ~と妙に共感してしまった。

テレビのことを熟知していて、自分の売りたいものを売るのでは無く、プロとして本当に優れたものを解り易く、我が家に合ったテレビをアドバイスしてくれるアドバイザーがいたらどんなにありがたいだろうと思う。買いたいのに買えないジレンマに縛られている。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

磯田園のお茶♪

2010.01.22

40代以上の方ならテレビコマーシャルの「磯田園のお茶♪」というフレーズは聞き覚えがあると思う。昨日、磯田園の創業者でもある名物磯田会長に同士と共に夕食をご馳走して頂いた。豊橋の先の田原に畑と工場を構えられ、お茶業界ではこの会長を知らないひとは居ないという。

ご年齢は78歳。現在でも早朝から茶畑に出掛け、お茶の葉に話し掛けながら仕事をされている。少々お話しさせて頂き、会長の凄さに直ぐに気付いた。ご自身の過去の功績を偉ぶらない、若者から学びたいという謙虚さは天下一品である。

会長の人生は波乱万丈。エピソードのひとつとして、創業間もなくの頃、大阪周辺の取引会社から集金を終え、そのお金(現在のお金で2000万円相当)を知人宅に預け一杯飲みに出掛け、その後、かばんを受け取りに戻り帰路に就いた。しかし、電車の中でそのかばんの中のお金が全て抜き取られていたことに気付いたという。直ぐに戻り、その知人に掛け合っても知らぬ存ぜぬ。翌日、警察に行くがどうして当日直ぐに来なかったのか!と逆に怒られ、帰りの電車の中で何度も命を絶つことを考えたと言われた。

家に帰り、奥さんに事情を話すと、「元々ゼロから出発したんだから、もう一度やり直せばいいじゃないの」と。

そのひと言に救われ、「よっしゃ、もう一度ゼロから立ち上がってやるぞ!」そう決心したと笑顔で語ってくれた。

弊社のお茶は今後、磯田園さんになるだろう。

磯田園さんのHP⇒http://www.isodaen.co.jp/

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

懐かしさを感じる色彩

2010.01.20

この建物は、安城建築が次世代に継承したい建築という想いで十年前に建てたレトロ明治建築(擬洋風建築)。明治時代の輸入住宅であり、安城建築が手掛ける輸入住宅の原点でもあり象徴だと私は思っている。この建築からは、明治の時代に生きた技術者や職人の粋が伝わり、勇気を与えられてくれる、そんな気がします。

築十年を迎え塗り替え工事をおこなった。同色で塗るのでは無く、痺れる程美しい山形大学工学部(旧米沢高等工業高校・明治43年建築)をモデリングした。

数点の写真を元に、複数のスタッフや職人に実際のカラーチャートを基にどの色が一番近いか?というヒアリングから始まった。しかし、十人十色とはこのことを言うのでは?というほど、全て選んだ色が異なった。

実物(山形大学工学部の校舎)でカラーチャートを照合すれば一番正確なのだが、なにせ東北の米沢。

妻がひと言。「どうして行かないの?行くべきでしょう」

私、しばらく無言・・・。

「先人に学ぶことは大切だが、全くのコピーでは脳が無い」と適当なことを言って軽く聞き流す。(本心はいつからこんなに行動を促す様になったのかと驚く)

結局、色は定まらず、最終的に2色まで絞込み、その2色を外壁に試し塗りをして最終的にその色を少々調合し最高の色を見つけることができた。

何色とは言いがたい色彩ではあるが、何とも懐かしさを感じる色である。以前、この日記で懐かしさを感じ、人の琴線に触れる曲の多くが四七抜き音階(よなぬき)だということをお伝えしたが、色も同様に人の感性に響く色彩があるのでは?と感じる。

一般的に塗り替えは、維持管理費の支出の負のイメージがあるが、外観デザインそのものが正統派のクラシックな場合、塗り替えにより、何度でも新築気分を楽しめるという特権があると私は思う。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

カタログのスペックより、実話。

2010.01.19

昨年完成したT様邸の点検にお邪魔させて頂いた。訪問の際、住み心地を伺うと「オープンな間取りでも全館空調のお陰で本当に快適です」とお話し頂いた。

実はこのT様、実家(築数年の新しい大手住宅メーカー)がお隣に建っている。当然のことだが、その2棟の違いをいつも体感されている。T様曰く、「実家はとにかく寒いんです。床も壁も机の上の置物までも・・・。この家が完成してから冬になって集まる場所が実家からこの家になりました」と嬉しそうに話してくれた。(お客様掲載許可済み)

話は変わって、先日弊社に長年通って頂いているお客様からこんな話を聞いた。同僚が○○ホーム(誰もが知る大手住宅メーカー)で軽量鉄骨の家を建てたのですが、暮らし始めての感想が「一戸建ては寒いですね」だったと言う。「家づくりの勉強をせずに家を建ててしまうことは本当に不幸ですね」と言われた。

更に話が変わって、これも実話であるが、築7年を迎えるお客様から伺った話。「丁度私たちと同時期に身内が大手メーカーで建てたんですが、初めての冬に遊びに行ってその家の寒さに驚いたんです。どうして同じツーバイフォーなのにこんなに違うのか?と」「年中Tシャツ一枚でいるのが当たり前だと思っていました」言われた。

スペック重視の大手住宅メーカーがどうしてスペックを言わない安城建築の家より快適ではないのか?と思われるかと思う。全館空調システムは入っていない。それが原因で快適では無いと思ってしまいそうだが、実はそれだけではない。

結論から申し上げると、単純に一部分のスペックだけでは快適さは実現できないのである。

同じ床面積で同じ能力の全館空調を入れても快適な家と快適ではない家がある。その違いはズバリ断熱性能や遮熱性能、空調設備、施工技術のバランスによって大きく異なる為である。

実際、様々な現場の空調工事をする職人曰く、同じ床面積の家に同じ能力の全館空調システムを入れても快適さはまるで違うと言う。

例えば構造材。構造材が木材の場合と鉄の場合を比べると、鉄の熱の伝導率は木材の500倍である。

家づくりを車の様にカタログのスペックだけで判断すると期待はずれとなる場合が多い。実際にその家に暮らしている方に直接訊くことが一番正しい情報と言えると思う。

以前、大手住宅ツーバイフォーメーカーでインストラクターを務め、様々な会社の現場の仕事をしてきた大工は、安城建築の家はオーバースペックだと言った。要するに目に見えない部分の仕様にこだわり過ぎだということ。

しかし、今回訪問させて頂いたT様はじめ、お客様から「物凄く快適で満足しています」と言われると、職人肌の私としては、こだわらずにはいられない。

⇒隠れてしまう部分こそ暮らし始めてからの違いが明確に解ります。職人曰く、「このウレタン断熱材も一度に発泡吹き付けせず、手間と時間は掛かかるが、数層に分けて施工すると同じ材料でも品質が上がり性能も上がる」とウレタンまみれの顔で話してくれた。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

北欧住宅建材店営業マン絶賛の北欧住宅間もなく完成

2010.01.19

今日はとても嬉しい。海外の本物の北欧住宅と日本国内の様々な北欧住宅を知る某北欧住宅建材店の営業マンが間もなく完成する安城建築の北欧スタイルの家を見学され驚かれていた。

この北欧建築を手掛けるにあたり、国内トップクラスの北欧住宅を専門に手掛ける工務店の見学申し込みから始まり、ハウステンボスの視察と着々と準備してきた。そして、建築家と技術者、職人のチームワークによりようやくこの北欧の家が完成した。

デッキの手摺は全て建築家が北欧住宅のデザインを元にスケッチを起こし、現場監督が施工図に書き換え、それを元に職人がひとつずつパーツを切り出した。破風のデザインも同様。全て世界に2つと無い職人のハンドメード作品である。

図面が出来て間もなくした頃、お施主様の奥様が「安建さんにしか出来ない家をつくって下さい」と言われたお約束を果たすことが出来たと思う。この素晴らしい北欧住宅建築に携わったスタッフ及び職人に敬意を表したい。

⇒間もなく完成の北欧スタイルの家

⇒デッキの手摺も全て職人の手造り。数十枚に至るパーツは、青山大工さんが一枚ずつ杉板から切り出し、丁重に加工してくれた。この後、耐急性を増す為に高性能な塗膜防水を施工し、その後、更に塗装職人により、シリコン塗装を数回重ね塗りを繰り返した後、ようやく完成する。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

メモリアルサインプレート

2010.01.08

昨日、現場で口数の少ないコーキング職人が「外壁はどんな色になりますか?完成したら一度見に来ます」と言った。正直、彼の職人魂溢れる言葉はとても嬉しかった。

以前、サイディング職人も「殆どの現場が記憶に残らないけど、安建の現場だけは、自分の仕事の後、どうなったかが気がかりで再度現場を訪れたくなるっすよ。数年経っても近くを通ると気になって仕方ないっすよ」と語ってくれた。

同じ大きさの家でも、デザインによって職人の手間は4倍~5倍掛かる。しかし、そこまでの予算は掛けられない。以前、この職人にどうしてそこまでやってくれるのか?と聞くと

「お客さんをギャフンと言わせなければならない」「期待値を越えるだけでは納得出来ないっすよね」「大手メーカーの様な四角い家ならもっと儲かるけど、達成感が感じられないっすよね」と笑いながら話してくれた。

ある時、サイディング職人の奥さんが現場まで弁当を届けに来ていた。わざわざ弁当を届けさせたのは、おそらく自分の仕事を奥さんに観て欲しかったのだろう。旦那の仕事を観た奥さんはどれほど旦那を尊敬したことだろうか。そして、職人は、どれほど自分の仕事を誇らしく感じたことだろう。

安城建築では、完成引渡し後メモリアルサインプレートを建てさせて頂いている。確かに営業的な要素もある。しかし、最大の理由は、職人や現場監督を初め、この作品づくりに携わったメンバー達の誇りのメモリアルプレートだと私は考えている。

以前、ドライウォール職人のお姉さんが「街を走っていて、安建らしき家があったので、近くに行ってみたら、やっぱり安建の家でした」と言われた。言葉にこそ出されなかったが、「弟達が建てた家なんだよね」という温かい想いと尊敬が込められた言葉の様に感じた。

お施主さんには、もし、職人たちの仕事に満足して頂けたのなら、彼らの為にもこのメモリアルサインプレートを付けさせて頂きたいと思っている。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

新年のご挨拶

2010.01.06

明けましておめでとうございます。本年も「本物」を探求し続けて行きますので宜しくお願いします。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

北海道研修その2 旭山動物園

2010.01.06

札幌から旭川まではレンタカーで3時間。雪道の為とても神経を使う。実際、視察の間幾度と無く事故現場に遭遇した。(スタッドレスタイヤでもアイスバーンは歯が立たず、北海道での冬のレンタカーはお勧め出来ない)

インターを降りて動物園までの道はテカテカで極めて危険。交通量も少なく、本当に動物園に行く人がいるのか?と思った。

しかし、動物園に到着してその思いとは逆に入園者の多さに驚く。これほど人の多い動物園は見たことがない。しかも一面の銀世界、時折雪が舞う状態で・・・。

入園直後、ペンギンのお散歩タイムのアナウンス。ディズニーのパレードの様に、行進する沿道に人々の花道ができた。前方の人々の歓声があがり、間もなくしてペンギン達が歩いてきた。あるペンギンは芸でも教えたかという程、愛想良く観客に近づきカメラにポーズを決める。凄技のペンギンである。

この旭山動物園には、珍獣はいない。あざらしやペンギンといった何処の動物園にいる動物だけである。これらの動物たちを入園者が如何に興味を持って楽しく観察出来るかを徹底的に考え抜かれている。添付の様なポップもその一例。

動物園を観ての感想として、確かに徹底的に考え抜いている。少し残念だったことはレストラン等の施設が新しくなり、本来の動物園の姿というよりは観光地としての旭山動物園になっている様にも感じた。本や映画になった時の様な廃園の危機から脱するその時の動物園の姿を少しでも感じたかった。

もしかしたらもっと奥深いもので根底には熱い何かがあったかもしれない。そうでなければこれほど多くの人々を全国から呼び寄せることはできないだろう。旭山がこれほどまでにブレークしたのはマスコミの影響力が極めて大きい。そこにはこの動物園のスタッフの熱い想いが核となり、それがやがてマスコミまでも動かし、静止することの出来ない原動力となったのでは?と思う。

全国の動物園がこの旭山を追従している。しかし、動物の存在意義を明確に持ち続けることと圧倒的な動物への愛、そして知恵がある限り旭山動物園は日本最北端、珍獣はいないというハンディがあっても決して他の動物園には負けることはないのだろう。

⇒旭山動物園入り口にて

⇒サービス精神旺盛なペンギン

⇒鹿のむくみの紹介文

 

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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