満足度が違うワンランク上の注文住宅

安城建築の家は、人の手間と時間をかける手づくり注文住宅です。
注文住宅は多くの場合、耐震性や省エネ性などの性能面と、使いやすさや収納量などの機能面を主体としてつくられます。
その結果、手にしたのは満足の続かない家という現実があります。

では、高い満足度を得ている安城建築の注文住宅には、どのような違いがあるのでしょうか?

バランスの取れた家

住宅には大きく「性能」「機能(間取り)」「デザイン(外観・室内)」の3つの要素があります。

現在、日本の住宅で最も重視されているのは性能です。
次に機能が続き、そしてデザインが最後となります。
家づくりの多くの場合、お金も時間も性能と機能に費やされ、デザインが重視されることはまずありません。

では、海外の住宅はどうでしょうか?

実は日本とは真逆にデザインが最も重視され、機能、性能の順となります。
「機能、性能は住宅に必要な水準に満たされていることが当たり前で、その前提のもとに見た目のデザインが一番重要」とされているのです。
その根底には、どれほど性能や機能が優れていても、デザインがよくなければ時間の経過とともに住宅としての価値が下がってしまい、自分の財産が失われるという考えがあります。

改めて考えてみると、その当時最新だった性能は、10年も経過すればそうではなくなります。
家庭環境が変化すれば、最良として考えた機能も使いにくいものになってしまうかもしれません。
現実として日本の住宅の寿命は、わずか30年ほど。それに対して海外の住宅は50年以上。
その差は、住宅づくりに対する考え方の違いです。

一生の買い物であるマイホームの寿命、30年と50年のどちらを選ぶべきでしょう?

分譲住宅よりお金を払ってでも手に入れたい注文住宅は、そのコストに見合う価値がなければ満足することはできません。

高い満足度を得ている注文住宅を手に入れる方法の一つは、まずは性能、機能、デザインにおいて偏りのないバランスの取れた住宅づくりをすることです。

建築士のセンスと能力

満足度の高い注文住宅を実現するには、何と言っても優れた設計が不可欠。それには建築士のセンスと能力が必要です。

住宅をつくり上げるためには設計、現場監理、技術が欠かせません。
どれも重要な役割ですが、まずは設計がしっかりしていることが求められます。
それは、たとえ有能な現場監督と腕のいい技術を持った職人が揃っていても、彼らは与えられた設計通りにつくることが本務のため、設計以上の住宅に仕上がることがないからです。

また、優れた建材や設備は費用をかければどの住宅会社も調達することができますが、設計はそうはいきません。
センスと能力を持った建築士に手がけてもらう以外には手に入らない。絵が上手ではない人にどれだけお願いしても、飾りたくなる絵にはならないのと同じです。

もちろん、現場監理も技術も当然ながら重要です。
設計がどれだけ優れていても、現場監理が疎かであったり、職人の腕がなければ質の問題となってしまいます。
しかし、建築の礎となる設計のクオリティは、すべてを左右します。
センスと能力を持った建築士にマイホームの設計を依頼できるかどうかが、満足度の高い注文住宅を手に入れる鍵と言えます。

センスと能力を兼ね備えた建築士とは…

室内と外部の見え方や使い方を同時に構想し、施主様が見た瞬間にワクワクして感動する図面を提案できること。
また、普遍的なデザインについて学んでいることも建築士として重要な要素と言えます。
なぜなら、日本で建築の道を進む場合は工学の分野を学ぶことになり、デザインを学ぶ機会はほとんどないからです。
一生の買い物にもかかわらず、わずかな年数で色褪せてしまう流行のデザインでつくられた住宅では、耐用年数が過ぎる前に取り壊されることになってしまいます。

満足度の高い注文住宅は、ドラマーが左右の手と足を同時に操り演奏するのと同じように、室内、外部を同時に考えながら設計を仕上げます。

建材や設備ではなく、美しさ・快適さ・心地よさ

安城建築でマイホームを建てたお客様に入居後の住み心地をお尋ねすると、とても高い満足度を得ていることがわかります。
では、どんなことが高い満足度を実現しているのでしょうか。

それは暮らしの中で感じる快適さ、楽しさ、心地よさ、そして幸福感です。

つまり、日々の暮らしを通した体験から感じられることが満足度の高さにつながっているのです。

建材の材質、設備の性能など物質的なものから得られる満足もあるかと思います。
しかし、その部分が強調されることはほとんどありません。
建材や設備によるものばかりだったとしたら、その満足が永遠に続くことはきっとないでしょう。

感じることによる満足は、性能で選ばれた設備とは違い、時間が経過しても持続し愛着となっていきます。

美しさ、快適さ、心地よさといった精神的な満足と愛着を得られる家に住んでいる人は、自分の家よりお金がかけられた大きな家を見ても、「自分の家が一番」という思いを持っています。
その思いが、高い満足度の注文住宅を証明しています。

注文住宅をつくる上で「どう感じるか」に焦点を合わせることは、とても重要だと言えるでしょう。

戸谷英世先生(特定非営利活動法人 住宅生産性研究会 理事長)からの 推薦文

「安城建築の取り組みを”輸入住宅づくり”の判断、基準にされることをお勧めします」

私が「輸入住宅の思想文化」を勧める理由

日本では住宅を建てるとき、「性能」を過大に重視して、「デザイン」は軽視する傾向にあります。
しかし、世界の工業先進国と言われている国々では、性能よりデザインを最も重視しています。
日本でいう「デザイン」とは、時代の流行(トレンド)を追うことであり、有名建築家達も「時代の風潮を先取りしたファッション」を住宅に求めます。
そのため、日本で言われている「デザイン」は、極めて特殊性ある言葉となっています。

世界の国々では、金融の関係もあり、資産として残り、いざというときの「生活の支えとなる住宅」として、「飽きの来ない、いつまでも住んでいたい」と思える歴史文化を継承した「クラシックなデザイン」の住宅を建てています。
都市の文化的景観の担い手である住宅は、景観と一体化した資産でもあるため、個人の住宅であっても、勝手に取り壊したり、増改築は許されません。

子供の頃から馴染んだ街並みに、人々は懐かしさを覚え、憧れの対象になります。
このような街並みは、人々に感動を呼び、海外で観光旅行と言えば、文化に触れ親しむ「街並み観光」が主流となっています。
日本で1980年に取り組まれた輸入住宅は、プラザ合意に基づく円高差益を手に入れるためのものでした。
当時、日本の人々は、その住宅に「文化性の高さ」を感じ、大変話題になりました。
その結果、「デザインのつまみ食いをしただけの輸入住宅」が多数出回り、諸外国の人々からは、日本にしかない洋風住宅、つまり、「和風住宅」だといわれ、ブームは去っていきました。

「輸入住宅」とは、日本人が見て感動できる海外の住宅文化を担った「デザイン」を持つ住宅のことで、輸入建材が使用されているかどうかは問題ではありません。
もし、輸入建材を使った住宅が「輸入住宅」であるならば、「日本の住宅は全て輸入住宅」となってしまいます。
住宅産業は、豊かな住生活文化を支える有形文化を創造する産業です。
「輸入住宅」が優れた海外の住生活空間を伝えるものでなければ、時代を超えて育まれた洋風住空間文化を提供し続けることはできません。
優れた「輸入住宅」は、洋風文化を生活に採り入れようとしている方々に、高い文化的な満足を提供します。

私が「安城建築」を推薦する理由

アメリカの全米ホームビルダー協会出版の『ホームビルダーの選び方』という冊子に、次のようなことが書かれています。

ホームビルダーができる仕事とは、これまでやってきた能力の範囲内のことで、それ以上でも、それ以下でもありません。
ホームビルダーを選ぶときに重要な ことは、そのホ―ムビルダーが過去にどのような仕事をやったか、また現在、どのような仕事をやっているかを見ることです。

安城建築は、これまで、日本や米国の優秀な建築家がデザインした住宅を手掛けてきただけでなく、北米どおりの正しいドライウォール工法・オープンプランニング(家族の顔が見渡せる間取り)・セントラルヒーティング(全館空調システム)をいち早く導入するなど、NPO法人住宅生産性研究会の会員として、常に積極的に「輸入住宅」に取り組んできました。

そのベースには、創業昭和4年から約80年の間築き上げた施工技術の蓄積があります。
現在、営業のみを行い、工事(施工)は丸投げ(下請け会社への一括発注)するミニハウスメーカー的地域工務店が増え続ける中、自社の造る住宅への責任と、消費者に無駄なお金を使わせないという一貫した自社施工へのこだわり、さらに安城建築の過去の仕事や、その仕事に対して持ち続けてきた責任を見ることで、安城建築の姿勢を高く評価することができます。

住宅会社の「評判」は、住宅を建てた方から聞かれるのが一番で、どのように仕事の責任を取ってきたかが分かります。
事故があったとしても、大切なことは、誠意と責任を持って対応し、それを如何に成し遂げるかなのです。
安城建築は、世界最先端の住宅産業を築いた北米の住宅産業に学び、洋風住宅に住みたいと願う三河安城の方々に、優れた洋風住宅文化の提供に努めてきました。
その成果は高く評価でき、現在では全国の工務店が目標とする評判の工務店となっています。

経営基盤の強化や地場に根を張った健全経営を、米国のホームビルダー経営から学んだ安城建築は、近年の経済環境が大きく変化する時代、消費者の家計支出に対応してベストな住宅を供給できる貴重なホームビルダーです。
そのような地場に根を張り、消費者側に立った住宅建築業経営を目指す安城建築に対して、本研究会は最大の応援を惜しまないつもりです。
私は、これから住宅を建てようとお考えの方々に、安城建築の取り組みを住宅づくりの判断基準とされることをお勧め致します。

"本物"である8つの理由 TOPへ

"本物"である8つの理由 次へ