輸入住宅で一番重要視したい部分として『外観デザイン』と言われる方が最も多い。
安城建築では、設計は勿論、現場で職人同士によるディスカッションを大切にしている。

細かな納まりのスケッチを元に、スケッチ通りに仕上げる為には下地をどの様に造るか?又、実際の現場で本当にその収まりが最も美しいのか?を互いに意見を出し合い、机上論では無く、現物で確かめる必要がある為である。

また、あまり知られていないことではあるが、図面のスケッチと実際(人間の目の高さから)の見え方が異なる為、完成度を増すには現地での微調整が必要不可欠と考えている。

互いにディスカッションすることにより、職人同士の連帯感も増し、『より美しさを増す』という目的により近づいていく。そうして完成した建物からは、『粋と真剣さ』を感じる。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充