現在、事務所の模様替え中。大工職人が自分の家のちょっとした修繕が中々出来ないのと同様弊社も事務所の模様替えとなると、「大工さんの手が空いた時・・・」と言いながら数年が過ぎ今日に至る。

「事務所にお金を掛けてもお客さんは喜ばない」とそう確信していた。

たまたま、ある2人の方から同時に「モデルはいいけど、事務所は雑然としていて、事務所に入ると現実に戻った気分ですね・・・」と言われ、ショックを受け模様替えにスイッチが入った。スイッチが入ると直ぐに取り掛からないと気が済まない性分の為、とりあえず、デスクを配置換えし、書庫をまとめた。

私も含めてスタッフも2日程、条件反射で元のデスクに向かったりし、事務所をうろつき回ったがようやく落ち着きを取り戻す。床には各配線が張り巡らされ、工事現場の様な事務所であるが、大工さんは多忙の為、早くても年明けになりそうである。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充