輸入住宅を選ばれる方の多くは、その最大の魅力は美しい外観デザインだと言われます。何故なら美しい家は、そこに住まう家族の自己重要感を極めて高めてくれるからです。

そして、その満足度がどれだけ持続するか否かは、デザイナーの力量によって大きく異なってしまいます。

様々な輸入住宅を見てきて思うのは、以前にもこの日記でもお伝えしましたが、デザイナーの知識、力量、想いによって天地程の違いが生じてきてしまうことです。同じ食材を用いても作るコックによって出来上がる料理は全く異なるものと同様です。料理は食べた時の瞬間の感覚で終わりますが、輸入住宅の場合は、そこに暮らし続ける間、その感情が永遠に続きます。

特に輸入住宅の場合、ほんのちょっとしたバランスや装飾のサイズや取り付ける位置によって美しくなるか否の分かれ道となってしまいます。その為、単独で建っているうちは、さほど気になりませんが、近くにレベルの高いデザイナーによる輸入住宅が建った時は、自己重要感を高めるどころか、恥ずかしい家となりストレスとなる危険性が充分ありえるからです。

弊社次回の設計勉強会では、日本の輸入住宅の父と言われる戸谷英世先生が日本一の輸入住宅・西洋建築のデザイナーと証したデザイナーの手塚氏による勉強会を開催します。膨大な知識と実績を重ねられてきた手塚氏は、外観デザインの間違いも瞬時にして指摘されます。『満足度が持続する家を建てたい』お考えの方は是非参加されることをお勧めします。

この手塚氏の素晴らしいところは、充分にクライアントの話に耳を傾け、自分の考えを押し付けないところです。そして、常に住まう家族の幸せを何よりの悦びとされていることです。