先日小牧のW様邸の10年点検に伺った際に、ご主人から『この駅舎一度見学に行ってみようと思っています』とふるさと納税のお礼のはがきを見せて頂きました。この駅舎の様な和洋折衷建築は私が幼少期から最も興味を引かれる建築物で、日本人の受け継がれて来たDNAに直結し、建築物としてこれほど感性を刺激されるものは無いかと思います。

築90年の駅舎を改修復元したいと願う人々が多いということ自体が建築における究極のSDGsではないでしょうか。

この駅舎は和歌山県の広川町にありますが、広川町と言えば、濱口梧陵の『稲むらの火』。濱口梧陵記念館は必見です。下記は日本昔ばなしですが、実際にあった実話が日本ばなしの一話となっています。