アーチは室内空間に変化をつける場合や、リビングとダイニングのように役割が異なる空間が連続していて区画分けをする場合などに取り入れます。

一概にアーチと言っても、大きさ、厚み、曲線の描き方、デザイン、壁や柱との組み合わせ方で、さまざまな表現方法があります。

 

 

 

リビングのような大きな空間に取り入れる場合は、太めの化粧柱に厚めのアーチをかけます。反対に、トイレなどの小さい部屋の手前に取り入れる場合は薄めのアーチをかけます。また、玄関ホールからリビングへつながる箇所には、厚さよりも奥行き感を持たせます。

 

 

 

アーチをくぐることで、次の空間へ移動するだけでなく「どんな空間が待っているんだろう」という期待感が生まれます。 室内は直線で構成されていることが多く、そこに曲線が加わると単調で硬い雰囲気だった空間に柔らかさが感じられます。

 

 

インテリアに楽しさを加える上でも、アーチの仕上げは有効的と言えるでしょう。

技術的に手間をかけることからコストは少し上がりますが、楽しさのあるインテリアを実現するためには取り入れたい仕上げです。