インテリアコーディネート -INTERIOR COORDINATE-
コンセプトは「招かれた人が『こんな家にいつか住みたいな』と思うような憧れの場所」。心からリラックスできる空間を探求し続けてきた内装・インテリアの魅力をご紹介します。
インテリアコーディネートの本当の魅力
皆さんには、好きなカフェやサロン、よく訪れる旅先がありませんか?
気に入った理由を普段深く考えることはなくても、その場所は心地よくリラックスできるところではないでしょうか。
インテリアコーディネートの魅力とは、そんな気持ちよい空間を実現できることだと考えています。
海をドライブするときに聴きたくなる音楽があったり、流したいBGMがあったり。
何気ない普段のおしゃれやお気に入りを、生活の中の潤いとして、ぜひご自身のインテリアで実現されてはいかがでしょうか。
今以上に心地よく豊かな気持ちで生活するために、インテリアコーディネートはとても重要です。
多くの方々は、壁や床の色を決めることがインテリアで重要だと考えていらっしゃいます。
残念なことに、ここ日本では多くの住宅メーカーがそのような打ち合わせを中心に行っています。
しかし、インテリアコーディネートとは、もう少し楽しいものです。
もしも、何も想像できないところから「壁は何色にしましょうか?」と質問されたら、きっと戸惑われると思います。
単体ではなく最終的に仕上げたい全体のイメージが一番大切なのです。
まず憧れの空間イメージが最初にあって、そのイメージを大切にアイテムをセレクトする、という方法がわかりやすくて安心ではありませんか?
さて、誰もがイメージできる素敵な空間をご一緒に考えるとすれば、素敵なホテルのインテリアはわかりやすい一例です。
仮にスイートルームではないとしても、統一感がありリラックスできる空間が多く、おしゃれに感じます。
実はここに、コーディネートの魅力のヒントが凝縮しているのです。
ホテルの部屋の扉を開けると、駆け寄りたくなるような優しい色で覆われたベッドがあります。
このベッドを覆うスプレッドは、カーテンと同じように部屋の印象を決めるほど大きいものです。
ご自宅であれば、一日の疲れを癒すようなカラーがおすすめ。たとえば、淡い色や季節感のあるものなどです。
そして、ベッドサイドにはスタンドライトの柔らかい光があふれ、窓辺にもフロアスタンドライトがきっとあるはずです。
夕日を思わせるフロアスタンドの明かりは、リラックス効果には欠かせないアイテムです。
これを寝室やリビングに活用すると、空間のイメージづくりや演出が容易になります。
天井照明だけではなく、少し暗めで優しい光を上手く取り入れましょう。
続いて、部屋に飾るピクチャーです。
海外のリゾートホテルなら、窓から見える景色と同じイメージのものが掛けられていることもあるでしょう。
それによって外部とインテリアを自然につなぐことができます。
もしも、あなたの家の外に素敵なガーデンが広がっていれば、ガーデンイメージを大切にしたピクチャーがお似合いです。
さらにインテリアを上手くまとめるコツは、ピクチャーの色彩を参考にすること。
ホテルの部屋の壁や小物の色使い、インパクトを与えるカーテンやベッドリネン、クッションにも上手く使われているはずです。
まさしくこれが、インテリアコーディネートの魅力につながるわけです。
さらに、ちょっとしたインテリアのワンランクアップポイント
質感のある小物を置くと品のよい高級感が漂います。
たとえば、ピクチャーのフレームやソファのクッション、ホテルで言えば水まわりのアメニティやタオルなどに、上質で質感のあるものを加えると豊かな満足感を添えられるはずです。
単に壁・床・ドアの色だけではなく、本来はもっと身近な部分をデコレートすることがポイントなのです。これでインテリアの本当の魅力がおわかりいただけたでしょうか。
きっとそれは、皆さんが普段から大切になさっている音楽であったり、香りであったりすることと共通しているように感じられます。
インテリアコーディネートの流れ
①ヒアリングコミュニケーション
②外部カラー提案
③インテリアデザイン提案
④設計設備詳細打ち合わせ(キッチン)
⑤インテリアカラー計画・ウインドウトリートメント計画
⑥ファニチャー計画
⑦デコレーション計画
⑧現場打合せ
インテリアコーディネーターの仕事とは?
インテリアコーディネーターというと素敵なイメージですが、どんな職業なのでしょうか。
まだまだ認知度が低いインテリアコーディネーターに大切な新居を任せるとなると、ご心配も当然です。
どんなサービスを提供してもらえるのか? 少しでも安心しておまかせいただけたら幸いです。
インテリアコーディネーターが関わる仕事の範囲は大変多岐にわたります。
いざ注文住宅を建てることになったとき、最初はご家族で仕様を決めて夢いっぱいで楽しかったのに、途中で決めなくてはならないことがあまりにもたくさんあって、大抵の方が驚かれます。
完成まで毎日思い悩み、考えをめぐらすこともしばしばです。
その結果、トータルイメージが途中でわからなくなったり、疲れてしまったりすることもあるかもしれません。
私もこの職業が手がける範囲・分野の広さに驚きました。
しかしだからこそ、プロとしてお客様と深く関わりながら、やりがいを感じられる仕事です。
何よりお互いにコミュニケーションをとることが大切です。
可能な方は、担当のインテリアコーディネーターに生活で大切にしていることや困っていることを積極的に話してみてはいかがでしょうか。
我々インテリアコーディネーターの重要な役割は、私たちが関わることで現状より豊かな生活の提案につなげることだからです。
お互いに信頼感があれば、共通の目標に向けた客観的なアドバイスを気軽に聞けたり、ときには想像以上の提案がもらえたり、お客様にとって参考になる驚きや生活知識などもたくさんあるかと思います。
インテリアを構成する要素は、ざっと思いつくだけでもウインドウトリートメント・設計設備・インテリアデザイン・ライティングプラン・ファニチャー・デコレーション等々。
これらをまとめていく力がインテリアコーディネーターには必要となります。
お客様ご自身ですべてを想像するのは大変ですね。
インテリアコーディネーターがバランスよく、わかりやすくまとめていってくれるはずです。
インテリアの打ち合わせでは、このように決定するアイテムが多いのですが、仕様を決めていく順序も大事です。
実は、このポイントを知っていれば打ち合わせが随分楽しくなります。
そのコツを把握しているインテリアコーディネーターにまかせれば、何度もある打ち合わせもスムーズにいきます。
頭で思い描いていたことが、図面やプレゼンボードになって用意されていくわけです。
いかがですか?
想像するだけでもワクワクしませんか?
インテリアコーディネーターに必要な技術とは?
インテリアコーディネーターに特に必要な能力だと思うのは、お客様にご提案・ご説明するコンセプト部分のプレゼンテーション・デザイン力、信頼関係を築くコミュニケーション能力、実現するための現場への伝達能力です。
したがって、デザインだけよければいいのではなく、トータルなバランス能力も求められる仕事だと思います。
お客様のご要望をうかがうだけでは、最終的な満足感につながらないケースが多々あります。
インテリアコーディネーターにとって本当に重要なのは、ヒアリングを通してそのご家族に合ったベストなものをプロとしてご提案し、納得していただけるようにご説明して、つくり手に伝えることができるかです。
経験豊かであり、全体を見通せて、理想以上のインテリアにしてくれるのがインテリアコーディネーターの仕事です。
「センスはもちろん人間的にも間違いない」と感じられるインテリアコーディネーターに出会えれば、着工中の数々の不安点が解消できます。
提案や打ち合わせが楽しくなります。
家の完成が待ち遠しくなり、何より住まわれてから高い満足感が得られると思います。
私たちがお客様から一番お聞きしたいのは、その方、そのご家族の趣向性であったり、大切にしているポリシーであったり、大事にしている宝物であったり、そんな生活マインドなのです。
ぜひ、インテリアコーディネーターをお役立ていただき、素敵な住宅になさってください。
素晴らしいご新居が完成することを願っております。
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