オープンプランニングとは、リビング、キッチン、ダイニングを連続した一体の室内空間にして、家族の顔が見えるオープンな間取りのことです。北米輸入住宅の設計には欠かせない設計手法のひとつです。
オープンプランニングをするうえで注意しなければならない点があります。それは天井高。
狭く区切られた部屋の場合、天井高は一般的な天井高の2㍍40㌢でも高く感じますが、連続する室内空間の場合、目の錯覚により天井高が低く感じてしまい、オープンな間取りにした場合、通常の天井高のままのだと、圧迫感を感じてしまいます。
但し、天井高を高くすれば当然のことですが、構造材、外壁材、断熱材、内装材当の建築コストが余分に掛かります。しかし、圧迫感を感じながら住み続けることは、プロの立場からするとお勧めできません。
⇒天井高を通常の2㍍40㌢より、30㌢高くすることでオープンな間取りでも圧迫感を感じること はありません。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充