安城建築

社長BLOG 2017.06.29

凄腕の商人

ある建築資材の展示会にて私の人生の中で最高、最強の商人に遭遇しました。誰もが同じでしょうが、押しの強い商人は、私も大嫌いです。その商人、歳は65歳位でしょうか、押しの強さはスペシャルでした。喰らい付いたら放さないとはこの商人の為にある言葉の如く、その強烈さは半端ありませんでした。

いつもの私なら『時間が無いから・・・』と言いながらスルーしていました。しかし、今回ばかりはあれよあれよと言う間もなく引き寄せられ、結果的に私は生まれて初めて押しの強い商人からモノを買ってしまった。(後悔はしていません)とにかくこの商人は達人レベルでした。

買ってしまった理由はふたつ、『その商品が本当に素晴らしかったこと』もうひとつは、『その商人のあきれる程の熱意、いや、情熱を超えたものを感じたからです』商人を極めた商人とでも言いましょうか。どれ程この商品が素晴らしいのかを実験で見せながら、感極まって私にドンドン近寄って来るのです。余りの熱弁ぶりに時折唾が飛んで、私の手に飛んで来て、ギョエッ!と思いながらも更に近寄って来る・・・かなり後退りした気がします(笑)

本来のセールスのセオリーとは真逆の販売方法と言えますが、やはり、信念の領域に入っている商人は、セオリーに反しているが故に結果を出すということを実体験した次第です。これは、従来の将棋のセオリーに反する戦法で挑む藤井聡太君と同じだと感じました。

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