安城建築

社長BLOG 2014.11.09

塗り替え工事

見学会でお会いし、ご存知の方も多いと思いますが、OBのお客様である幸田町のHさんと夏目職人との工事記念撮影のひとコマ。顔なじみの職人ということがOBのお客様には大きな安心に繋がっていると私は感じます。 Hさんの相方で同じくOBのお客様である幸田町のIさんはこの時はお見えになりませんでしたが、夏目職人曰く、殆ど毎日Hさま宅に欠かさず立ち寄られ、互いの奥さんが妬いてしまうほどの仲の様です。

余談ですが、塗り替えの際には、屋根に上り瓦のずれや板金の点検補修をしています。意外とご存知ない方もみえますが、屋根は太陽の熱や紫外線、台風時などの強風等の過酷な条件に日々さらされている為、塗り替え時に組む足場のある時に点検することが望ましいと言えます。地上からは分からないことが足場の上から見ると良く分かります。

急勾配の屋根に上がると職人さん達の苦労が身をもって実感します。屋根足場につかまっていなければ滑り落ちそうになり、片手で道具を持ちながらもう一方の手で屋根足場を握り締め屋根の上を移動します。当然のことですが、ひとたび道具を落とせば物凄い勢いで滑り落ちていってしまうのです。 例えば同じ屋根面積でも方流れの勾配の緩やかな屋根と急勾配で谷の多い屋根と比べると職人さんの手間は3倍~4倍の手間が掛かるのも頷けます。美しい建物を造るにははやり手間と時間が掛かります。

追伸、上記にお話した顔なじみの職人の安心感ということで、思い出しました。先日夏目職人が春日井のI様邸に手直しに行った時の話ですが、仕事を終え、『じゃぁ、失礼します』と夏目職人が言うと『ちょっと待って!!』と奥さんから声が掛かり、暫くすると一眼レフを持参された奥さんが『夏目さん~写真撮らせて下さい♪』と声を掛けられた夏目職人は『・・・・。』
しかしながらその話を嬉しそうに教えてくれましたので、凄く嬉しかったことでしょう。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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