安城建築

社長BLOG 2022.11.24

映画『すずめの戸締まり』

この映画、結構難しいです。

新海監督の三大テーマは、『目に見えないもの(天・神)』と『郷愁』と『愛』。そう私は感じています。

ストーリーはお伝え出来ませんが、私の気付きを4つあげるとすると。

■人は自分が死ぬ恐怖より、愛する人を失う悲しみの方が耐え難いこと。
■郷愁漂う廃墟には人々の想いが宿り続けている。それは人の過去の心の傷も同様。
■人生最大の試練も人や目に見えないものの計らいの一円融合により乗り越えられること。
■冒険により人生が変わって行くこと。人は死の直前、冒険しなかったことに悔いる方がとても多いそうです。

※一円融合とは二宮尊徳の報徳思想です。完全な善人も完全な悪人も無く、完全な不幸、完全な幸も無く、あらゆる対立するもの全てはひとつの円の中にあり、その判断基準は自分自身がそう決め付けているだけで、相手の立場に立ち調和することで、より皆が幸せになるという思想。

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