先日安城市で家づくりのお手伝いをさせて頂いたA様。既にお持ちだった古屋の建つ大きな土地の一角にご自宅を建て、その後、古屋を解体し残りの土地に弊社のお客さんに建ててもらいたいとのご希望を頂きました。
上記の様な売却方法は、業界用語で建築条件付と言い、その土地を購入すると自動的に建築会社が指定されます。その為、通常の建築条件の無い土地に比べ売りにくく、業者にとってはメリットがありますが、早く売却をお考えの地主さんにとってはデメリットとなります。
A様の家が完成し、暫くするとある不動産屋さんより、100万円上乗せするので、建築条件を外してもらえないかと言う問い合わせがありました。しかし、A様の安城建築のお客さんに建ててもらいたいという思いは変わらず、その100万円をお断りになられたのです。丁度弊社のお客様もその土地を検討中とは言え、絶対ではありませんでしたので、断られた時のリスクを考えると正直私がA様の立場なら売却したと思います。
先日A様の土地を購入された弊社のK様ご夫妻にA様の想いと行動をお伝えした処、非常に感銘されていました。勿論、この話は、K様のみならず、業界関係者のみならず、誰もが驚く出来事とです。