安城建築

社長日記 2009.07.01

フランチャイズ

先日、既に他社で施工されていて、一時中断されている方からご相談をされた。プライバシーの関係上詳しくはお話し出来ないが、この方からの教訓をこれから家をつくろうと考えられている方にお伝えしたい。

例えば、全国に拠点を持つ誰もが知っている○○ホーム・○○ハウス。これらの会社にはフランチャイズ方式によるものは結構多い。

これらのフランチャイズの会社と契約する場合、契約書は○○ホーム本体の契約書では無く、○○工務店等、フランチャイズに加盟している会社の名前が記載されている。

契約が加盟会社の為、何かトラブルがあった際、一般的に本部は一切相談も責任も取ってはくれない。

フランチャイズに加盟するにはいとも簡単で、加盟金と年会費等のロイヤリティーを支払えば、前日まで不動産屋やリフォーム屋だったとしても加盟出来、翌日には誰もが知っている○○ホームの看板が掲げられることとなる。ユーザーからは一気に信頼を得られることとなる訳である。

フランチャイズが悪いとは言わないが、これからフランチャイズで家を建てようと考えられている方は、契約する会社のこと、施工例、建てられた方の評判、しっかりとした現場監督はいるのか?どんな職人さんが造ってくれるのか?をしっかりと調べられた方が後悔しないのではと思う。立派で綺麗なカタログだけでは解らないのである。


追伸、フランチャイズに加盟されている方で誠実に取り組んでいる方もみえます。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充