安城建築

社長BLOG 2024.01.07

新耐震基準と耐震等級との比較

明けましておめでとうございます。年明け早々、携帯の緊急速報に驚き能登半島での大きな被害に正月ムードも一気にさめてしまったのではないでしょうか。

当初は古い木造の家が倒壊したかの様に感じましたが、今朝のニュースにて新耐震基準の建物も倒壊してしまっているのを知りました。これは大きな揺れが度重なって起こることが想定されていなかったと思われ、今後更なる法改正が行われる様に思われます。

尚、耐震性能は耐震等級で示されており、今回能登で倒壊してしまった新耐震基準は耐震等級1に相当します。耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の耐震性があり、耐震等級3では耐震等級の1.5倍の耐震性があります。

因みに現在、弊社では、全棟構造計算を行い、耐震等級3をクリアしております。それに加え、計算値には参入することは出来ませんが、30倍発砲の超硬質ウレタンを壁体内に充填しており、非常に粘着性に優れ、構造柱、外壁全面に張ってある構造用合板と一体となる事により極めて耐震性に優れた構造となっております。

注意点として、いくら構造がしっかりしていても軟弱地盤により、液状化や地盤の崩落があれば傾いてしまうことは避けられません。

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