安城建築

社長BLOG 2009.09.24

正しいドライウォールの実践(ボード張り)

下記の写真を見て欲しい。ボード職人がパズルのピース状の様な石膏ボードを張る瞬間である。作業の手間を考えた時、四角いボードをそれぞれに張った方が手間は掛からなくて済む。わざわざ手間を掛けて難しく切り抜いているのには理由がある。

石膏ボード完了後、施工するドライウォール工法のペイント仕上げを考えた時、注意しなければならないことがある。それは、ヒビ割れを防止する為の最善の工夫を下地の段階でおこなっておくこと。

その為に、ボード職人はわざわざ手間を惜しんで弱い接合部を少なくする為、写真の様にピース状の石膏ボードを造る。(接合部で後々ヒビ割れが起こる可能性が高い為)

時折、「ドライウォールはヒビ割れが起こる」と聞く。集中加重が加わる部分にはヒビ割れが起こらないとは言えないが、それ以外の部分に関しては極めて起こりにくくすることは可能である。それには、ドライウォール専用の石膏ボードの使用とヒビ割れの起こり難い工夫が必要である。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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