安城建築

社長BLOG 2008.04.25

17年後

2025年、リニアの開通予定の年である。

4年前になるが、幸運にも家族でリニアに試乗する機会に恵まれた。

多分、家族の中で一番ワクワクしていたのは私だったと思う。

試乗の前に開発の経緯や技術について解説を聞いた。

スタッフの多くが自分たちの仕事を誇らしく思っている、そんな感じが伝わってきた。

いよいよ乗車。座席は横に4席で車内は500系のぞみの様に丸く、のぞみを少々小ぶりにした感じだったと思う。窓は超高速に耐えうる様に航空機並でかなり小さい。(因みにシートベルトはない)

窓際に座りたいのをグッと押さえ、息子に窓際席を譲りシートに座った。満席状態で出発。

発車直後から時速100キロまでの乗り心地を例えるなら、タイヤの車輪で走る地球博のリニモの様な感じだろうか。少々軌道の凹凸をタイヤが拾いゴツゴツした乗り心地である。「へ?っ」リニアってそうなんだ?と思ったのも束の間。時速100キロを超えた頃、瞬間的に車体が「ふわっ」っと宙に浮いた。それからの加速は凄い!飛行機が離陸する程のGはさほどではないが、しかし、如何に加速が凄いかは目にも止まらぬ速さで上昇していくデジタル速度計を見て感じることが出来る。あっという間に最高時速は450キロ。乗り心地は、のぞみとさほど変わらなく全く恐怖感はない。トンネルが多く速度を相対するものがほとんど無く、その速さを目で実感するのは、乗車した駅周辺の高架部分を走行するを通過するほんの一瞬だったと思う。

全線開通すれば、名古屋→東京の所要時間は40分。17年後、ドラえもんのどこでもドアが現実となる。

創業昭和四年 安城建築 浅井宏充

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