安城建築

社長BLOG 2025.03.30

【人生を豊かにするお話会】第一回、男が惚れるkazuさん無事終了しました

先日モデルハウスにてkazuさん(現役パイロット&教官)のお話会を開催致しました。私もkazuさんとは何度か食事や映画にご一緒させて頂いておりましたが、今回始めてkazuさんの人生ヒストリーを時系列に伺い衝撃を受けました。まさに一般的にはドン底と思われる状態から這い上がって来た波乱万丈の人生で、だからこそ今のポジションに達しても驕り高ぶった振る舞いは一切されない理由が解りました。

正直、今回のお話を聞かれた方はとてもとてもラッキーだったと感じております。特に中高生の方が聞いたら人生が本当に劇的に変わりますね。

私もそうでしたが、パイロットと聞くとエリート人生まっしぐらで、頭は良さそうですが、どこかお高く留まっているイメージがありましたが、希少ながらやはりドン底を体験されている方は違います。若いころは本当にお金が無く、水を腹一杯に飲んで空腹を耐え忍んでいたそうです。

Kazuさんのベースは現在セントレアですが、kazuさんは売店のスタッフの方やトイレ掃除のおばさんたちからも声を掛けられるそうで、コパイ(副操縦士)の方から「キャプテンはどうして皆から声掛けされるのですか?」と聞かれ、「私がいつも声掛けしてるから」と答えたそうです。(何故ならkazuさんは空港で働く皆がチームだと考えているからです)そしてkazuさん曰く、空港で一番尊敬しているのはトイレ掃除のおばさん達だと思っているそうです。

話は少し反れますが、先日kazuさんはご家族で知覧(特攻平和記念館)に行かれたそうで、記念館に飾ってあった出撃前の零戦の絵に目が止まり、暫くして絵の端に描かれた画家の名前を見た瞬間、全身に電流が走ったそうです。その画家の名前は海法秀一さんで元零戦のパイロットであり、40年前のkazuさんの教官だった方だったのです。今回の知覧、kazuさんは残りの人生にやり残したものを見つける為の旅でもあったと言われましたので、私は何かしら恩師より引き寄せが生じたのではと感じました。

※写真は掲載許可をいただいております