早朝、私が事務所に出勤する際、時々見かける光景があります。
散歩の途中でしょうか、一眼レフを首からぶら下げたカメラが趣味と思われるおじさんが、弊社の建物を様々なアングルから撮影されています。
私とおじさんとの間には適度な距離があるのと、私が声を掛けると勝手に撮影をしていることで、怒られたかとビックリされるのでは?と思い、あえて声を掛けない様にしています。
私としては、築20年以上経ても、道行く人が写真を撮りたいと思ってくれることがとても悦ばしいことです。
以前、『街の財産となる家』というTVコマーシャルがありましたが、街の人々から愛される建物は、『道行く人々の感性に響き、心が和む』そんな気持ちになる建物のことではないかと感じた次第です。