お花のアレンジは全て私の手造りです。
それから 流木も海に探しに行きアレンジしてみました。
ご主人様のHALLのデコレーションボードのガラスのデザインの中に託された家族愛と夫婦愛の想いがとても印象強かったので、そのイメージを表現することが私の中での使命でした。トレンドなモダンインテリアでは決してありませんが、S様らしい印象のインテリアになったと思ってます。
『浜千鳥』ご主人の思いの詰まった鳥です。
波際ガラスのラインで波を表現しました。鳥を2羽アレンジし、海で私と娘と探した流木や貝殻 林で拾った松ぼっくりを飾りました。
自然のものの力強さはすごいですね。アレンジを造っているといつも感じます。
フェイクの花の中に ブリザードやこのような有機質な生きているものを差し込んだ時ようやく 活き活きとしてくることがわかります。
S様の打ち合わせを通して沢山の事を学びました。仕事の取り組みのことや、家族の事など、そして最後本当に温かい気持ちを頂き思わず、最後ご夫婦に握手を求めてしまいました。心の中で約束が少し果たせたという 私の安堵感からではないかと思いますが、お二人の素敵な笑顔を頂け改めてこの仕事をして良かったと思える瞬間でした。
彼女からの報告から、お客様に寄り添うことから生まれる深い愛を感じます。自分に与えられた責務を全力で全うすることにより、人生の意味を見付けることが出来たのでしょう。あらためて、素敵なお客様とのご縁、いいチームメンバーと共に仕事ができることに心より感謝しています。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充