安城建築

社長BLOG 2023.01.27

住まいに求めるもの

あくまでも多数派の考え方でありますが、住まいに最も求める効用として日本においては、安心感(耐震性等)と快適性(断熱性等)による性能重視。世界の先進国では、居心地の良さや心の充足による感性重視だと感じます。

上記はどちらも大切な要素であり、最も重要視する事は人それぞれの価値観によるものなので、住まう方が決めればいいと思いますが、住宅メーカーによる啓蒙による影響も少なくないと思います。性能は数値化出来ますので、比較し易いですが、感性は数値化出来ない為、とても伝えにくく理解しにくいと言えます。

ただ、家づくりは予算という括りがありますので、その中での上記の目的を果たす為に予算割合を如何に調整するかが重要となります。
海外の暮らしを探求すると、多くの人々は暮らしに人生の豊かさを求めています。豊かさとは経済的豊かさ即ち家が資産価値を持続出来ること。そしてもうひとつの豊かさとはこころの豊かさです。そして、こころの豊かさとは、家族や友人との集いや沸々と湧き上がるこころの安らぎを感じられる事です。それを最も住まいに求めています。

例えば、ただ単に性能のいい家に人々が集いたいと思うでしょうか。それよりも居心地や素敵だと思う家に人は集うと思います。

性能を表面的な満足とするなら、感性はこころの底からの悦びではないでしょうか。私はこころの充足に繋がる家づくりのお手伝いをする事が弊社のお役目だと思っております。

勿論、性能はどうでもいいと申している訳ではありません。以前お伝えした通り、弊社注文住宅の場合、耐震等級3+硬質ウレタンモノコック構造、断熱等級6+遮熱が標準仕様となっております。