京都駅南口にあるPHPビルの松下資料館に行って参りました。経営の神様こと松下幸之助の歩み、及び社員さんが語る幸之助のエピソードが展示視聴できます。体も弱く小学校しか出ていない幸之助を誰がこの様な大会社となることが予想出来たでしょうか。
しかしながら幸之助のものの考え方、立ち振る舞い、特に幾度と無く押し寄せるピンチの際の立ち振舞い、それはそれは素晴らしい。動じず真摯に向かい合う。ご自身は想像を絶する程の危機感を感じているに違いないが、決して動じる姿を見せないという方が正しいと思います。人間幸之助を知れば知るほど、『凄い』と唸ります。同時に経営の神様松下幸之助からお叱りを頂いている感覚になりました。
丸一日の時間を要しましたが、時間を忘れてしまうほどのめり込んでしまいました。これ程の学びの出来る場所をこの一等地にて無料で開放していることは、松下幸之助が日本の将来の発展を願って掲げた『国家100年の計』のその一端であり、その遺志を真摯に受け継がれているパナソニック電工に敬意を称します。
経営者のみならず、どなたでも多くの学びがあります。是非一度訪れてみては如何でしょうか。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充