一色町で建築中のT様邸は現在、弊社の岡山大工さんが内部造作中で間もなく外部の足場が外される。何と言ってもこの足場が外される瞬間は何とも緊張する。船で例えるなら進水式の様な感じだろうか。
この写真では解りづらいと思うが、今回も現場監督と職人の絶妙なチームワークで細かな部分まで丁重に造り込んでくれた。
造り込むという事は、現場監督の事前の準備が必要不可欠となる。最も美しく見える仕上げ寸法から、逆算して全ての構造躯体の寸法を吟味する必要がある。
弊社の現場監督曰く、構造のチェックが一番精神的にも肉体的にも疲れると言う。しかし、この地道な作業がなければ間違いなく何チャッテ輸入住宅となってしまう。日陰の作業であり、お施主さんから全く見えない部分であるが、最も重要な仕事である。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充