積水ハウス栗東工場の閉鎖に続き、富士ハウスの倒産。いよいよ住宅の大量生産大量消費の時代に終わりが近づいて来た。
大手住宅メーカーの営業マンは口を揃えて、「工務店さんはいつ潰れるか分かりませんからね~」と大手の優位性を唱えて来た。建築中のユーザーの行方がとても気になる。
今までは、大手ハウスメーカー=簡単に安心に家づくりが出来るという認識があった。しかし、昨今ユーザーとの会話の中で、お金を大切に使いたいと考えるユーザーが多く、割高な大手住宅メーカーの家を敬遠し始めて来ているという実感がある。それに加え、今回のニュースにより、安心感までもが崩れたと感じる。
これからの時代ユーザーの方には、家づくりを他人任せにせず、自ら学習されることをお勧めしたい。学習される方、されない方の満足度はこの先更に大きく開いてくると思う。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充