先日お父さんお母さんと小学校低学年の娘さんの3人のご家族がモデルハウスに立寄られました。切っ掛けは知り合いの方が弊社で建てられたとの事でした。
娘さんが何となく愚図り気味の様でしたので、『公園で遊び疲れちゃいましたか?』とご両親にお聞きすると、築40年の今の家に愛着があり、新しい家なんかいらないと言うことでした。
現代でもそんなことを思う子供さんが居ることに驚きましたが、とても感性の豊かなお子さんだと感心しました。私も幼少期身の回りの物を捨てられ泣く、その理由は共に過ごした想い出までも捨て去ってしまう気がしたからだと思います。恐らくこの少女も同様な感覚なんだろうと妙に共感しました。築40年の家もさぞかし悦んでいることでしょう。
ご両親には、娘さんがそんなに愛着がある家なら今はそのままにしてあげた方がいいと思いますとお伝えしました。