全く家づくりなど考えてもいなかったご主人が、長年苦労を掛けてきた奥様の希望を叶えてあげようと、家づくりを考え始めたのは4年前だったそうです。
先日の梅雨台風の日のことです。屋外の排水工事前だったため、庭に雨水が溜まり始め、ご主人からSOSの連絡があり、長靴を履き、スコップ持参で伺うと、ご主人が全身ズブ濡れで必死に排水路を作ってみえました。
その姿は、『カールじいさん空飛ぶ家』のカールじいさん。奥さんのために必死に家を守っている姿に奥様への愛情の深さを感じました。
奥様は、建築家の手塚先生が、『過去最高に建築のことを知っているお客様でした』と言われる程、建築のことを独学で勉強されていました。
(これから家づくりをされる方への補足ですが、安城建築は家のことを学んでからでなければ、相談しづらい。そう感じているも中にはみえますが、全くそんなことはありませんのでご安心下さい)
オープンハウス当日、私は終了直前にしか顔を出すことができませんでしたが、『いつも物静かなご夫妻と大親友のH様(安建OBのお客様)が一日中楽しそうに(童心に戻られた様に)されていたのが印象的でした』とスタッフが教えてくれました。
I様のご主人とOBお客様のH様は小学校依頼の同級生。この写真がその当時のものです。ご本人たち曰く、真逆の性格だと仰っていますが、実は超マブダチです。このベンチシートからはこれから奥様が造られるバラのガーデンがよく見えます。この特等席ではマブダチのお二人は、お茶をしながら、いつもの漫才が始まる。そんな二人を姿を奥様はキッチンから笑いながら聞いているそんな光景が目に浮かびます。
I様ご夫妻、H様、見学会お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充