安城建築

社長BLOG 2022.12.28

性能等級

近年、モデルハウスを訪れるお客様から性能についてのご質問も多く頂くようになりました。
弊社、現在の性能等級は下記の通りです。

■耐震等級3+(床壁天井6面構造用合板+壁天井硬質ウレタンによるスーパーモノコック構造)
■断熱等級6+(壁天井遮熱工法)
■耐風等級2
■劣化等級2

耐震等級に関しては、巨大地震が心配される愛知県において在来工法でも耐震等級3は既に当然のこととなっております。ツーバイフォー工法の場合は床壁天井に構造用合板を張ることにより、柱の歪み及び床天井面の歪みを防ぎます(構造費用を安価にする為に天井面の構造用合板を省く場合もある様です)更に、壁の中、天井の中に硬質ウレタンを充填(水発泡の硬質ウレタン除く)することにより、より耐震性能は上がり、スーパーモノコックボディとなります。残念ながらこの硬質ウレタン充填による耐震性能計算式の算定はありませんが、机上論では無く、経験豊富な実体験に基づく職人さん達からは、この構造なら地震で倒壊することは考えられないと言われます。

断熱等級に関しては、昨今のエネルギー高騰を考えると断熱等級6は必須かと思います。又、地球温暖化が急速に進んでいること、特に愛知県では夏の暑さが厳しく長く続くことを考えると遮熱対策は必須です。身近で例えるなら、真夏に駐車する際、車のフロントガラスに遮熱のカバーを取り付けますが、あれが遮熱対策です。又、ワークマンでも防寒服の内側にアルミの遮熱材が被覆されているジャンバーがありますが、それも遮熱対策です。今後断熱材の中に熱を蓄熱させない遮熱という考え方は益々増えて来るでしょう。