お引渡し数ヶ月のあるお客様がご両親様とご一緒にゴールデンウィーク中、モデルハウスにお越しになられました。
ほんの僅かな時間お話させて頂きましたが、ご家族皆さん笑顔で実に幸せそうでした。
モデルハウスが竣工した20年程前の私の最大の悦びは造った家そのものであり、ある意味自画自賛に浸っていました。
そしていつからかでしょうか、家そのものの完成度の悦びは勿論ですが、それ以上に暮らし始めたお客さんの幸せそうな笑顔の方が私自身の悦びが上回る様になりました。
関わるメンバーそれぞれのターニングポイントこそ異なりますが、今ではチームメンバーの多くが同様の思いだと感じます。料理で言えば私たちは器をつくるまでが仕事。料理をつくり食事を仕立てるのはお客様。真の満足度を満たすには両者の協力がなければ成し遂げることが出来ないと思うのです。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充