設計をする際、事前にお客様に設計要望書を書いて頂いています。今まで数々の設計要望書を拝見してきましたが、先日あるお客様から頂いた設計要望書を読んだ時、奥様からのご主人に対する深い深い慈しみを感じ、強く心を揺さぶられました。
要望書の『奥様は、家を建てて、どのような暮らしをしたいですか』という問に、下記の様なことを書かれていました。
『家を建てることが長年の主人の夢でした。主人の満足する家が出来たその時、家族全員が楽しく暮らすことが出来ると信じています。その時、家族全員が笑っている、そんな幸せな毎日があるのだと思います』
ご主人への深い愛情が溢れんばかりのこの言葉は、我々造り手のチームメンバーの魂に炎が燈されます。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充