先日作業服姿の方が、元気よく『こんにちは~』と事務所に入って来られました。足場屋さんの営業マン?それにしては、年季の入った作業服は現場で働く職人さんそのもの。カウンター越しに『社長~お久しぶりです~』と声を掛けられ近くに寄って行くと数年前に私が現場を案内したお客さんでした。
『ようやく土地の準備が整いました。仕事で近くを通り掛かったので、ちょっと立ち寄らせてもらいました~』と。
お客さまは建築関係の職人さんをしている方で(弊社の協力会社の方ではない)日々建築現場で仕事をしている為、机上論では無く、生の建築を熟知されている。当然の如く鷹の目を持っていることは間違いありません。
お客さまが帰られた後、ふとモデルハウスが完成した22年前のことを思い出しました。その時、何より悦びを感じたのは同業者や職人さんからの評価だったことを。そして、その時に自分自身に誓ったことは、プロから一目置かれる仕事をして行きたいと。初心を思い出させて頂きました。