新幹線を利用することは度々あるが、身障者用トイレを使用することは無かった。以前、たまたま乗車した列車がかなり混雑していて、デッキや洗面の前にも乗客で溢れていた。
間もなく、突然の腹痛。ヤバイとトイレに駆け込もうとすると全て使用中。冷や汗・・・。
しかし、幸運にも障害者用のトイレが空いていた!砂漠の中のオアシスとは正しくこのことだろう。(青い開くのボタンを押すと自動で扉が開くトイレ)
安堵感に浸りながら、幸福感を感じた瞬間。信じられないことが起こった!!
何と扉が開いておばさんが入ってきたのである!
「うぁわ~!!」おばさんと私が叫んだ!その声にデッキに立つ乗客は全員注目!その後はもうパニック状態!!
そのおばさんとても残酷で、ドアも閉めずそのまま逃げて行ってしまったのである。最中の私は当然のごとく、直ぐにズボンを履くことも出来ず・・・悲惨。
何とロックを掛け忘れたのである。自動ドアはボタンで閉めた為、オートロックとばかり思い込んでいたのである。
トイレから出る瞬間の恥ずかしさは超マックス。視線を合わせなくても冷たい視線を強く感じ、逃げる様に席に戻った。
トイレは必ずロックを忘れずに。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充