この建物は輸入住宅では無く、洋館と呼んで欲しい。「清楚な40代のご夫婦の為の洋館」そんな家のイメージだと思う。
今回の現場はご両親が暮らす母屋に隣接し、現場では度々両親様にお会いし、短い会話の中でも満足されていることを実感した。間違いなく、誰よりもこの現場を長時間観られていたのはご両親様である。
以前、お母様から施工中の印象深かった出来事を話して頂いた。
現場監督と職人が玄関の庇の納まりに納得できず、(自分たちの仕事に納得が出来なかった)再度、壊して造り直している姿勢にとても感銘されたという。
携わったスタッフ、職人に敬意を称したい。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充