自分で言うのも何であるが、非常に人の出逢いに恵まれていると思う。そして、依佐美の鉄塔の様に仕事においてもプライベートにおいても自分の弱い部分をそれぞれのエキスパートの方々の強固なワイヤーによって支えられている。
先日も弊社のホームページを製作して頂いた方のご紹介で凄い方と出逢うことが出来た。会社を退職され、現在66歳の方であるが、システムエンジニアリング及びシステムの本を数多く書かれ、現役バリバリの方である。
この年代の方と言えば、高度成長期を支えてきた年代であり、人生の全てを仕事に捧げた年代でもあると思う。私はこの世代を「いつかはクラウン世代」といい、やっとクラウンに乗ったけれど、実は本当の幸福感を感じられなかった時代に翻弄された世代の様に思う。
この方の凄い処は、キャリアも生かしながら、且つ趣味でハーレダビットソンに乗り、最近ではフロリダのキーウエストでツーリングを楽しんで来たという。
この様に仕事と趣味の両方を楽しみながら、豊かな人生を送れる人は数少ないと思う。しかし、この様な生き方を誰もが憧れ、格好いいジェントルマンだと私は思う。その格好いい大人に憧れる若者が増えていけば、いい時代になっていく様に思う。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充