以下S様からのメールです。
いつもお世話になっております。
HPリニューアルおめでとうございます。
安建さんの魅力が、より伝わるようになったのではないでしょうか。
私たちも、微力ながらお手伝いできたことをうれしく思います。
偶然にも、3年前の5月1日が、私たちの家の見学会でした。
何年もかかってやっと形になった家を、みなさまに見ていただけたこと、とてもうれしかったこと、今でも覚えています。
家を建て、地元の活動(具体的にはお祭りのお手伝いをする祭礼委員というもの)にも参加するようになりました。
私は朝はやく出勤し夜遅くに帰ってきますので、10年以上この地に住んでいるにもかかわらず、初めて見る顔も多いのですが、少しお話をしますと、わたしのことは知らなくても、わたしの家のことは知っているということが多々ありました。
以前にもお話しましたが、かなりご年配の方からは、夢の国の家とおっしゃっていただいたり、ちょっとワルぶった中学生が、ちょっとした城だよなぁ、なんていう言葉が聞こえてきたり、住んでいる私たちの思いとは、まったく別の思いで見ていただき、町並みの記憶の一部になっているのかと思うと不思議な感じです。
私のことは知らないが、わたしの家のことは知っている。
あんまり無いですよね。そんなこと。
今日の夜(1日)は、家の誕生日でもありますので、はやめに帰って、写真などで振りかえったりしたいのですが、二人ともいそがしく、そろって22時過ぎに、帰宅しました。
少し残念でしたが、長い人生のなかで、いそがしく働く時期なのかなとも思っております。
GWのお休みは、溜まった仕事を少し忘れて、ゆっくり過ごしたいと思います。
また見学会には、遊びに行きます。
今後ともよろしくお願いします。
(浅井コメント)
神輿の和と家の洋が絶妙にいい感じで融合しています。やはり和洋とスタイルこそは異なりますが、伝統的なDNAを踏まえたもの同士は実に素敵に調和しています。
本当の意味での街のランドマークとなったことは実に喜ばしいことですね。もしかすると数十年後には街の重要文化財になってしまうかもしれませんね。
家の誕生日という概念は私も初めて聞きました。S様ご家族がとてもこの家のことを大切且つ誇りと思い、愛されていることが伝わってきます。さぞかし家自身も喜んでいることでしょうね。
重ねていつもいつもありがとうございます。
創業昭和四年 安城建築 浅井宏充